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視力は良いのにツライ…デスクワークの疲れ目を悪化させるメガネの落とし穴

更新日:2 日前


米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行い詳細に測定をして見え方に徹底的にこだわる愛知県田原市のメガネ専門家がいるメガネ店「メガネの尾沢」です。


デスクワークやパソコン作業が続くと、「夕方になると目が重い」「ピントが合いにくい」「肩や首までつらくなる」といった疲れ目に悩まされる方が年々増えてきています。


そのような状態でメガネ作製の相談した際に、「遠くがよく見えるように度数を少し強くしておきましょう」と提案された経験はありませんか?


一見すると正しい対応のように思えますが、デスクワークが中心の方にとって、“遠くがよく見える・度数の強いメガネ”が必ずしも疲れ目の解決につながるとは限りません。


むしろ場合によっては、そのメガネが疲れ目を悪化させてしまうケースも少なくありません。


今回は、デスクワークで疲れ目が酷い方に「遠くがよく見える・度数の強いメガネ」を勧められた場合、なぜ一度立ち止まって慎重に考える必要があるのかについて、分かりやすく解説していきたいと思います。


よりハッキリ見えるメガネを勧められるも眼が疲れる

「とにかく目が疲れるんです」そうおっしゃって来店された方の多くが、すでに“よく見えるメガネ”を掛けていることがあります。


お話を伺うと、デスクワークが中心で夕方になると目が重くなり、肩や首までつらくなる。それを相談したところ、「少し度数を上げて、もっとハッキリ見えるようにしましょう」と勧められたそうです。


実際に掛けてみると、遠くはクッキリ見えるし、文字の輪郭もシャープで「見え方だけ」を比べれば確かに良くなったと感じる・・・


けれど——数日、数週間使ううちに


  • 夕方になると目がズーンと重い

  • 近くを見るのがしんどい

  • 無意識に眉間に力が入る

  • 仕事が終わる頃にはクタクタになる


そんな状態が、以前よりも強くなっていったそうです。


「よく見えているのに、なぜか楽にならない」むしろ“ハッキリ見えるほど、目が疲れる”そんな違和感を感じ始めたとのことでした。


これは決して珍しい話ではありません。


疲れ目がある状態で、“よりハッキリ見えること”を優先したメガネを掛けると、目は常にピントを頑張り続けることになります。


結果として、見えているのに楽にならない見えているからこそ疲れるという状態に陥ってしまうのです。



そもそも目が疲れてしまう原因とは?

目が疲れる主な原因は「眼の筋肉の疲労」です。特に近方視をすると下記の眼の筋肉が強く働きます。


①ピント調節筋の働きすぎ

遠くを見たり、近くを見たりするときにピント合わせをします。目の中にある水晶体と言うレンズが光を屈折させて網膜上にピントを合わせる役割を持ちます。近くを見るときは厚くふくらみ、遠くを見るときは薄くなるように形を変えます(これを「調節」と呼びます)。

この形の変化はピント調節筋(毛様体筋(もうようたいきん))の働きによって行われます。ピント調節筋は遠くを見ている時は弛緩して、近くを見る際に力を込める仕組みになっています。長い時間、近くを見ているとピント調節筋に力が入った状態になり、疲労していきます。





②外眼筋の働きすぎ

人間が左右の眼の情報を一致させるためには、常に左右両眼の視線を揃えて見る必要があります。この眼を動かす筋肉を外眼筋と言います。特に近くを見る際には左右の目を寄せる運動(寄り眼)をさせる必要があります。近くを見る際には常に視線を一定に保って寄り眼をし続ける必要がありますので外眼筋に常に力が入った状態になり疲労していきます。




上記の眼の筋肉を過剰に酷使をすることで疲労がたまり「疲れ目」につながります。

そして、それが常態化をしてしまい疲労感が抜けなくなってしまっているのが「眼精疲労」になります。




近用両眼視機能測定ツール

近用の両眼視機能検査チェックツールです。一連の度数測定・両眼視機能検査を行った後に最終確認のために使用します。



酷くなると視力低下や体の不調などパフォーマンスにも影響してくる

慢性的に負担が掛かり疲れ眼が酷くなると


・視力低下

・見る機能の低下(ダブって見える・距離感が分かりづらくなるなど)

・肩こり/首の凝り

・頭痛


などの視力低下・見る機能の低下(ピント調節や眼球運動など)だけでなく、体の不調なども起きてきます。


また、特に眼球運動機能は三半規管とも連動をしていますので


なめらかに素早く眼を動かすと目がまわる感覚がある・気持ち悪くなる


といった症状がある場合は、かなり眼球運動機能が低下し始めていて見る機能・視覚情報処理機能などの低下が進んでいる可能性がありますので早目に対策をしていくことが大切です。(豆知識:視覚情報の約20%程度は、三半規管と連動をしており姿勢制御にも使われています。)


眼精疲労軽減には両眼視機能を合わせた専用メガネを使いましょう

デスクワークや近業作業で眼精疲労を伴っている場合は、用途に合わせた「専用メガネ」で眼の負担を軽減するをおすすめいたします。



(眼精疲労軽減するための専用メガネの作り方)


①作業距離に合わせてピント調節筋の負担を軽減する度数に設定・設計のレンズを使用する


両眼視機能を測定して眼球運動筋の働きをアシストするプリズム度数を加える


③ディスプレイ画面などを見ていて、辛い眩しさを感じるようであれば防眩機能の高いカラーレンズを使用する



室内や近くを見る際の負担を減らすメガネ

どうしてもメガネや見え方については「視力」という尺度で判断をされがちですが、現代の生活を思い浮かべて頂ければ遠くを見ている時間よりも近くを見ている時間の方が圧倒的に多いと思います。


現代の生活に置いては室内で過ごす距離3m~手元30㎝前後を楽に見えることを優先したメガネを持ってもらいたいと思います。


それが眼の負担を減らすことにもつながっていきます。



もし、この記事を読んで「自分も同じかもしれない」「今のメガネがしっくりこない」と感じられた方は、度数だけではない原因が関係していることも少なくありません。


メガネの尾沢では、両眼視機能を含めた測定を行い、長時間でも無理のない見え方を大切にしています。他店で作ったメガネのご相談でも構いません。先ずは下記の当店の測定・考えについてをご覧ください。




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↑私が責任を持って、どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでもご対応いたしますので安心してご相談ください。



 

メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

 

住所:愛知県田原市田原町新町48-2 

Tel : 0531 - 22 - 0358

 営業時間:9:00~ 19:00

定休日:火曜日/第4日曜日



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