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夜間・夕方の見づらさ

(昼と夜の瞳孔サイズの違いが原因)

人の目は、明るさの違いから昼と夜とで瞳孔が収縮したり開いたりします。夜は暗く光の量が少ないので光を集めるために瞳孔が開きます。瞳孔が開くと眼の度数変化が起きて、不正な乱視等の影響を受けやすくなったり、ピントの合っている範囲(被写界深度)が浅くなる状態になります。
この瞳孔が開いた状態で不正な乱視の影響を受けたり、被写界深度が浅くなると、車の運転中など対向車のヘドライトや信号、街灯の光がにじんだり、伸びたりしたり、視野が狭くなったような感覚に陥り、とても見えにくい状態になります。

特に天候が悪い雨の日の夜などには、瞳孔サイズが安定せず距離感が掴みにくくなるために「雨の日の夜はとても見えにくい」と感じやすくなります。

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(OPD-SCANⅢの測定データ)

近視・遠視・乱視といった度数のデータは勿論、明所・暗所における瞳孔径のサイズ別の屈折度数も測定をします。

また角膜の形状・眼内レンズの形状別に乱視度数を測定してくれます。

また瞳孔の縮瞳時・散瞳時で、強い光源が目に飛び込んできたときに眼内で光が乱反射をして「眩しさの影響での見え方低下」といった部分まで明確にしてくれます。

夜間時の度数変化・被写界深度が浅くなるのを改善するレンズ

先ずは、個々の瞳孔径の変化による「度数の変化」「眩しさの影響」などを波面収差測定を利用した次世代測定機器「OPD-SCANⅢ」を使用することで「どの程度の見え方影響を受けているのか?」「どの度数が的確であるのか?」明確化していきます。

昼間時と夜間時の見え方の違いを測定データを元にメガネ度数に反映をさせ

眩しさの軽減や、ピントの合っている・見えている範囲(被写界深度)が浅くなるのを抑えるレンズなどを使用して、昼間時と夜間時の見え方の変化を極力起こらないようなレンズを使用をしていきます。

(昼間の明るい時の被写界深度)

瞳孔が縮瞳している時は、ピント面が前面~背景までしっかりと結像します。

(夜間・夕方の暗い時の被写界深度)

瞳孔が散瞳すると、ピント面が浅くなり前面や背景はボケが生じて見づらくなる。

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