正確なメガネ度数測定に必要なことは基本を徹底すること
- Tomohiro Ozawa

- 2 時間前
- 読了時間: 5分
米国式両眼視機能検査・ドイツ式両眼視機能検査を行い詳細に測定をして見え方に徹底的にこだわる愛知県田原市のメガネ専門家がいるメガネ店「メガネの尾沢」です。
最近、一般的なメガネ度数測定(屈折度数測定)においても
お客様から
「こんな検査、受けたことがありません」
「こんな細かい検査は初めてです」
と驚かれることが実はとても多いです。
私どもからすると「えっ?これは普通の測定手順に沿っているだけですが…?」と思うのですが、実際には 多くの方が今まで受けてきた測定では省略されていた検査項目がある ようなのです。
当店では、定められている測定基準や手順に沿って“当たり前の工程”として必要な正規の検査を順番に行っているだけ なのですが、その“当たり前”が行われていないケースも少なくないのかもしれません。
特に屈折度数測定(近視・遠視・乱視)の測定はメガネ度数を決める上での土台となる基礎的な部分で、そこからつながる両眼視の測定においても影響を与えてきますので、しっかりと基準に沿って正確に確認をする必要があります。それでも難しいと思う事があるほどです。
メガネの尾沢で行う屈折度数の方法・手順
当店で行うメガネ度数・屈折補正の手順や方法を簡単に紹介いたします。
①予備検査
裸眼視力の測定・現在メガネでの見え方や問診、カバーテストなどを行い両眼視の簡易的な確認を行います。両眼視の状態を最初に把握するのは屈折度数とも密接な関係があるからです。

②角膜形状解析装置(OPD-SCANⅢ)による測定
一般的にオートレフラクトメーターと呼ばれる機械とは違い、近視・遠視・乱視の度数だけでなく、乱視に影響を与える角膜の形状・眼内レンズ乱視についても測定をしてくれます。
その他にも夜間時の見え方や度数変化・高次収差などの測定もしてくれます。
*高次収差の影響が強い場合は眼病が隠れている可能性があるので速やかに眼科医さんでの受診をおすすめさせて頂いております。

③乱視度数の測定
opd-scanⅢの測定結果から角膜形状を把握した上で「ファンダイヤル法」や「クロスシリンダー法」などの乱視測定法を行います。その上で、OPD-SCANⅢで測定された結果と、乱視測定法での結果を照らし合わせながら「乱視度数」を決定していきます。
*当店の特徴は「角膜形状」をしっかりと把握した上での測定が他と違う点だと思います。多くの場合は「角膜形状」の把握を行われていないことが殆どです。

③雲霧法を行いながら最高視力の出る度数を確認
乱視度数の測定後に近視・遠視などの度数を測定していきます。この際にも「雲霧法」と呼ばれる眼のピント調節機能の緊張を解くための手法を行います。
雲霧法とは?:あえてプラスレンズ(弱めの度数)を加えて一時的に遠方視力を低下させることで、意図的に“見づらい状態”をつくり出す検査手法です。
この工程によって、眼の中でピント合わせを行う調節筋(毛様体筋)の緊張をゆるめることができ、無意識に頑張ってしまっているピント調節をリセットします。結果として、過矯正(度数が強すぎる状態)を防ぎ、より正確で負担の少ない度数を導き出すための、非常に重要なステップとなります。
④両眼の見え方のバランスを確認(左右の調節効率を均等にする)
両眼での屈折度数のバランスをとっていきます。これは人間の目は左右で同量のピント調節しか行えないので左右の調節効率を整えることが目的です。また、両眼視機能とは異なります。
*途中の細かな測定内容までは省略して書いてあります。
その他にも測定環境や距離などの要因もありますが、基本は本来ある屈折度数の測定方法基準に沿って測定をすることが大切になります。
本来、正確な度数を導くために必要な工程には屈折度数だけでなく、更に調節(ピント調節筋)の状態・両眼視機能のチェック・過矯正を防ぐためのプロセスなど、いくつかの段階があります。
これらを丁寧に行うことで、はじめて“負担の少ない正しい度数”を導き出すことができます。また、これだけの項目を確認しながらも難しいというケースもあります。
「初めて見え方がラクになった」「今までのメガネと全然違う」
とお客様に言っていただける理由のひとつは、この “省けない大切な工程”を省かない ことにあります。
メガネの尾沢では、ドイツ式・米国式両眼視機検査・超高性能オートレフラクトメーター・全国でも数台しかない特別な視力表・度数測定室の環境整備と徹底的にこだわってメガネ度数を測定していきます。
また、地元・田原市や愛知県だけでなく福岡県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・静岡県・岐阜県など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂いている実績がございます。
日常でのちょっとした見え方のお悩み・メガネのお悩みから、夜間の見づらさ、眼の手術後の不等像による見え方の悩み、モノが2つに見える悩みなどで何処にいっても解決策が見つけられなかった様々な問題などにも取り組んでいる「見え方に徹底的にこだわるメガネ店」です。

↑どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでも、私が責任を持って御対応いたしますので安心してお気軽にご相談ください。ご質問のみでも大丈夫です。
メール等でのご予約・ご相談は「ご予約・お問い合わせ」をクリックしてください。
お電話でのご相談は0531-22-0358にお電話ください
📍お問い合わせ・ご来店はこちらから
「夜間の見え方を完全再現する特別測定」も行っております。
夜間の見づらさに困られていらっしゃる方で、完全暗室でより正確に測定をご希望の方は時間外営業時間の「19:00~21:00」の時間帯での特別測定も承ります。お日にちでご希望に添えないことなどありますので必ず事前の予約をお願い致します。
また時間外測定料金として眼鏡作製時でも¥3300-を別途頂きますのでご理解お願い申し上げます。
メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
住所:愛知県田原市田原町新町48-2
Tel : 0531 - 22 - 0358
営業時間:9:00~ 19:00
定休日:火曜日/第4日曜日





コメント