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  • 執筆者の写真Tomohiro Ozawa

スマホや近方視による眼の不調 

スマホなどの近方視のしすぎによる眼の不調を訴えるケースが続きましたので少し事例としてご紹介をしていきます。年齢的には皆さんお若い方々(10~30代前半)ばかりでした。


こういった皆さんが共通して訴えられることは


(見え方の不調として)

・急に遠方がボヤけて見えるようになった

・すぐにピントが合わないような時がある

・眼が疲れる、ショボショボする、充血することが増えた

・モノが2つに見える(極度の場合)

など


(副次的な体の不調として)

・肩こりや首のこりなどが酷い

・酷くなるとめまいや偏頭痛がする

など


そして「視る環境」においても個々にお聞きすると

仕事やプライベートなど含めて多くの方が「一日で8~10時間以上、近くを見ている」というケースがほとんどです。


特にスマホは縦長い画面になりますので、ピント調節だけでなく、両眼を寄せる眼の機能にも他の近方視作業よりも大きく負荷がかかり眼にとってはかなり過酷な仕事となります。


こういった方々を測定をしていくと、遠視・近視・乱視といった屈折矯正だけでなくピント調節機能と両眼視機能のバランスの崩れが生じています。(過度に調節負担がかかり過ぎていると遠視・近視。乱視等の度数測定も困難になるケースがあります)


また両眼視の特徴としては、

・寄り眼の状態から眼が開いていかない(開散不全)

・寄り眼が出来ない(輻輳不全:潜在的に出来ていないケースが多い)

・片眼抑制(内斜・外斜位によって対応は変わる)

・調節不全

など


軽度の誤作動状態にとどまっているケースなら用途に合わせた適切なメガネを使用することと、簡単なビジョントレーニングを行う事ですぐに改善をしていきます(と言っても最低1~3ヵ月程度の期間は必要・ケースによってはそれ以上の長い期間で見ていく)


視機能のバランスが大きく崩れてしまっているケースではより長期的な視点での対応が必要になります。


そうなる前に、事前に自身の眼の特徴を把握して適切なメガネ(近方視を両眼視や視機能を考慮したメガネ)を使用していくことと、生活の中で視環境を気をつけるだけでも、こういったことは回避が出来ます。


メガネは「視力を良くするモノ」という考えだけでなく、「眼の不調を回避するための眼を保護する道具」としても捉えて頂ければと思います。




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