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  • 執筆者の写真Tomohiro Ozawa

「見える」からと老眼に逆らっても良いことはない「見える」ことと「負担なく見える」ことには大きな違いがあるシリーズ 

更新日:2020年8月7日

何とか見えるから・・・

といって老眼に逆らって我慢を続けているという方が良くいらっしゃいます。


そういった方々が


「そろそろ限界みたいなのでメガネを作りたいのですが・・・」


とおっしゃってメガネを作りに来られると、今までかなり無理をして見ているせいか、予想以上に強い度数である方や、「視る機能を」崩してしまっている方などが結構いらっしゃいます。また遠方の視力そのものにも影響が出てきているということも多々あります。


あまりにも強い度数になっていると違和感を強く感じますので、その方にとってベストな度数であっても、すぐには慣れづらく掛けられないというケースも発生をします。


また視機能そのものが大きく崩れてしまっていると、そもそも正しい度数が測定できないケースも発生します。


こういったケースの場合は、意図的に段階を踏んだり、長期的な目線で度数の調整をし直していく、ビジョントレーニングに取り組んでもらうなどご負担をかけるケースが増えていきます。



「老眼」というと老いを感じさせるので抵抗感を感じてしまったり、眼が良かった方(遠方視力)はメガネ自体に抵抗感があり掛けないなど理由は様々ですが・・・


理由は何であれ、老眼や見え方の不調にあまり逆らっていても良いことはありません。


特に今の時代は眼にとっては大きな負担を与えるモノが多い時代ですので、見えるからといって我慢し続づけることは5~10年というスパンで見ていくと後々に困るケースが多く得策ではありません。(老眼世代でない若い世代の方々においても眼の保護の観点からも近く用のメガネはオススメをしている時代です)


見える」ことと、「負担なく見える」ことは大きな違いがります。



実際に早期にメガネを使い始め眼を労わってきた方々のほうが、年齢を重ねても眼そのもの状態も高次収差(メガネなどで矯正が難しい度数)の現れ方も少なく良好な見え方を維持されている方が多く感じます。


メガネは常々お伝えさせて頂いておりますが、「遠くの視力表を見えるようにする」だけが目的のものではなく、「眼・見え方を保護していく」モノでもあります。


老眼だけでなく、視るという事はとても奥深いモノでございますので、見えるからと無理を続けることは長い月日を経て思いもよらないことが現れることがありますのでお気をつけ下さい。




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