黄斑前膜術後メガネ・網膜剥離術後メガネ サイズレンズ作製例をご紹介
- Tomohiro Ozawa

- 2025年10月6日
- 読了時間: 4分
更新日:2 日前
米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行い詳細に測定をして見え方に徹底的にこだわる愛知県田原市のメガネ専門家がいるメガネ店「メガネの尾沢」です。
黄斑前膜術後メガネ・網膜剥離術後メガネとして、左右の目で大きさの違いが生じてしまっているのを緩和する「サイズレンズ・アニサレンズ」について実作製例を踏まえて再度ご紹介をさせて頂ければと思います。
サイズレンズ・アニサイクルレンズとは?
黄斑上膜・前膜症や網膜剥離術後に左右のモノの大きさが変わって見えてしまうことを「不等像」と言います。(大視症・小視症などとも言います)
人間の眼は両眼の情報が近似していないと脳内で眼の情報を一つにすることが出来ず、特に左右の見え方の大きさに5%以上の差が生じていると両眼で見ることに支障・困難をきたしてきます。
不等像による見え方の例↓

そんな不等像に対して、左右の見え方の大きさを近づけて見え方を緩和する特別なレンズがあります。それを「サイズレンズ・アニサレンズ」と言います。
サイズレンズの原理としては、小さく見えてしまっている眼に使用するレンズに関して特殊な計算式を基に片方のレンズのみ
・レンズのカーブを深くする
・レンズの中心厚を厚くする
ことで網膜像を拡大することが可能です。

このサイズレンズは外観的な特徴があります。
小さく見えてしまっている眼のレンズをわざとカーブを深く・厚みを付けることで拡大させますので、片方のレンズだけが厚くなります。
言葉のみでは分かりづらいと思いますので、実際のサイズレンズを使用してお作りしたメガネの作製例を写真で上げていきたいと思います。
*実際にサイズレンズ・アニサイクルレンズがどんなモノか?というイメージの参考になればと思います。
作製例1 遠用単焦点タイプ


作製例2 遠近両用タイプ


作製例3 中近タイプ


このように片方のレンズのみが厚くなります。特殊な形状になりますので使用するメガネフレームも、どんなフレームでも作れるわけではありません。
(サイズレンズに適したメガネフレームの条件)
・フレーム強度と耐久性が高いモノ(重量・レンズを正しく保持できる)
・なるべく円に近い形状・正方形に近い形状のモノ(縦横の幅に差が無い形)
・玉形サイズ40㎜~46㎜程度と小さいモノ
・フレームPDと眼の幅(PD)が可能な限り合っているモノ
と選定条件が厳しくなりますので、どんなフレームでも作製可能というわけではありませんので御理解ください。
上記の条件を満たせば、見た目もレンズの厚みを隠すことが出来るので外観上のデメリットも補えます。第三者から見ても分かりづらい状態にします。
網膜剥離や黄斑前膜術後などで左右の眼に写っている大きさに違いが生じている「不等像視」の見え方で悩まされていらっしゃる方の多くが、何処に言っても「網膜像を大きくするようなメガネは無いので慣れるしかありません」というようにお伝えされていらっしゃる方が非常に多い現実があります。
実際には「サイズレンズ・アニサレンズ」という左右の大きさの差を縮める特殊なレンズがあるのですが、未だに医療現場のおいてもごく僅かな方しか知らないという状況です。また眼鏡店においても同様にごく僅かなお店でしか知らない・作れないという状況です。
もし、この記事を読んで「自分も同じ左右の見え方で大きさに違いがあってしっくりこない」ことで悩まれている方がいらっしゃいましたら下記で詳細をご確認下さい。
▶︎ サイズレンズについての詳細について

↑私が責任を持って、どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでもご対応いたしますので安心してご相談ください。
メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
住所:愛知県田原市田原町新町48-2
Tel : 0531 - 22 - 0358
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定休日:火曜日/第4日



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