黄斑前膜術後メガネ・網膜剥離術後メガネを田原市のメガネ専門家が解説
- Tomohiro Ozawa

- 2025年7月24日
- 読了時間: 8分
更新日:46 分前
米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行い見え方を詳細に測定をする愛知県田原市のメガネの専門家がいるメガネ店「メガネの尾沢」です。
網膜剥離・黄斑前膜術後の「左右の大きさの違い」での見え方不調でお悩みの方へ
網膜剥離や黄斑前膜(上膜)などの手術を受けた後、「見えているのに、左右でモノの大きさが違って見えて違和感がある」などの不調を感じる方がいらっしゃいます。
このような状態は「不等像(ふとうぞう)」と呼ばれ、医学的には「大視症」「小視症」と表現されることもあります。

両眼の“見え方の大きさの違い”が引き起こす不調
人間の脳は、左右の眼から得られる情報をうまく重ね合わせて「一つの像」として認識しています。これには条件があり、「左右の眼の情報がなるべく似たように見えていること」が必要になります。
しかし、片眼の術後などで左右の像の大きさが異なってしまい5%以上の差が生じてしまうと脳で左右の視覚情報の像を上手く統合できなくなり見え方の不調が顕著になります。
その結果…
モノが二重に見える(複視)
視線が合わない
眼が非常に疲れる
首や肩のこり、頭痛などの体調不良
日常的に視界の不快感を感じる
といった症状に悩まされる方も少なくありません。
実は「左右の見え方の差」を緩和できるレンズがあります
こうした不等像を軽減するために、左右の像の大きさを調整する特殊な眼鏡レンズがあります。それが、「サイズレンズ(アニサレンズ)」と呼ばれるメガネです。
小さく見えてしまっている方の眼のレンズのカーブや厚みを特殊な計算式で計算をして、わざと片側のみ「カーブを深く・中心を厚く作る」ことで眼の中に映る像を大きくさせることで左右差を縮めて見え方の不調を緩和するレンズです。


サイズレンズ・アニサレンズは、一般的にもあまり知られていないこともあり、執刀眼科医様や医療従事者の方に聞いても「網膜像を大きくするようなメガネは無いので慣れるしかありません」というようにお伝えされていらっしゃる方が非常に多い現実があります。
医療現場のおいても「サイズレンズ・アニサレンズ」の存在はごく僅かな方しか知らないという状況ですので、実際にこういったメガネがあることを先ずは知って頂きたいと思います。

当店でも多くの作製実績があり、「不等像」のお悩みから黄斑前膜術後メガネ・網膜剥離術後メガネについて全国から多くの方々が御相談・ご来店されています。
サイズレンズを作るのに大切なことは「両眼視機能検査」と「測定環境の整備」
サイズレンズ(アニサレンズ)を作成する上で重要なことに「両眼視機能検査」があります。
一般的な視力測定・メガネ度数測定だけでは、先ず「不等像」がどの程度差が生じているのか?が分かりませんので不等像測定をしないといけないのですが、これは両眼視機能検査を行う中で不等像を確認する検査法があります。
両眼視機能検査を行えないと不等像で生じている左右の大きさがどの程度あるのか?が分かりませんので「サイズレンズでどの程度「像倍率」を大きくしないといけないのか?」という基準すら分からない状況になります。

*↑この視力表は全国でもほとんど取り扱いの無いの特別な視力表です。
また、今までの測定・作製事例からも、見え方の不調の原因が「不等像」の問題だけでなく「両眼視機能」の問題を同時に抱えているケースが非常に多いからです。(不等像+両眼視機能の不調が組み合わさっている)
こういったケースでは「不等像」をサイズレンズで仮に脳内で一致できる許容範囲内に収めれたとしても「両眼視機能」が邪魔をして見え方の不調を緩和できない・・・という事が生じます。それなので両眼視機能検査も必ずセットで行わないといけません。
そして、この「両眼視機能検査」を正確に行う上で大切なのが、基準に即した測定環境になります。
測定環境については「そんなの当たり前に設定されているのでは?」と思われていますが、昨今では正しく設定されていないケースが多くあります。
特に大切なことは実際に5mの距離に視力表を置かないと遠方視時の両眼視測定結果はかなり誤差が生じます。
最近普及している1~2mの位置に置かれるテレビ型の視力表では正確に測定をする上で非常に不利になります。(画面内で疑似的に5mを作ってあっても、あくまで疑似的なので誤差が大きくなります)
また「不等像」の特性で「離れた距離になる程、左右の大きさの違いが顕著になる」というのがあります。近接で不等像を測定した数値で近方視や室内程度の広さで大丈夫であっても、実際に遠方視をする屋外では全然不等像を解消できていない・像拡大が足りないという事も起きてきます。
こういった理由からも実距離で5mはとても大切になります。
当店では実際に5mの距離に視力表を置き・ドイツ式両眼視機能検査「ポラテスト法」の基準に準拠した視力表を使用して両眼視機能と不等像の測定をしています。
不等像を緩和するメガネがあることを先ず知って欲しい
先ほども述べましたが「不等像視」の見え方で悩まれていらっしゃる方の多くが、執刀眼科医様や医療従事者の方に聞いても「網膜像を大きくするようなメガネは無いので慣れるしかありません」というようにお伝えされていらっしゃる方が非常に多い現実があります。医療現場のおいても「サイズレンズ・アニサレンズ」の存在はごく僅かな方しか知らないという状況です。
眼鏡店においても同様で、ほとんどの眼鏡店が存在を知らない、また知っていても測定出来ない・作れないという状況です。
「不等像視」に悩まされている方の多くが訴えられるのが、「見え方の違和感でとてもしんどい・・・」「見え方の不調で精神的にもとてもつらい・・・」とおっしゃられます。
また、どなたにも理解されないことへの不満や不安を抱いて日々過ごされていらっしゃいます。
当店がサイズレンズに取り組みはじめた経緯も「不等像の見え方で悩まれて辛い思いをされていらっしゃる方々の表情を何度も見ている」からです。
過去に自身の未熟さで対応できず、自分の至らなさや申し訳ない気持ち、力になることが出来なかった悔しい思いも何度もしました・・・。こういった方々にも少しでもでも役立てるように、日々の中で技術の研鑽や、設備の充実、レンズメーカーさんの探求・協力などを図ってきました。
この様に「不等像」の見え方で困られている多くの方に少しでも役立ちたい、情報を届けたいと思って発信しております。今回の記事の内容に少しでもご理解いただけましたらシェア等して頂けますと幸いでございます。ご協力をよろしくお願い致します。
また、網膜剥離・黄斑前膜術後の「不等像視」による左右の大きさの違いの見え方で悩まれていらっしゃる方がおられましたらお気軽に御相談ください。
実際のサイズレンズ・アニサレンズを使用して作られたメガネ作製例①


実際のサイズレンズ・アニサレンズを使用して作られたメガネ作製例②(中近メガネ)


実際のサイズレンズ・アニサレンズを使用して作られたメガネ作製例③(プリズム補正)


もし、この記事を読んで「自分も同じ左右の見え方で大きさに違いがあってしっくりこない」ことで悩まれている方がいらっしゃいましたら下記で詳細をご確認下さい。
▶︎ サイズレンズについての詳細について
【事前相談のご案内】
網膜剥離・黄斑前膜の手術後の見え方などで、「いつからメガネが作れるのか?」「自分の今の違和感はメガネで解決できるのか?」と一人で悩んでいませんか?
サイズレンズ・アニサレンズの作製は術後の経過段階や状況によって変わりますので、当店では、なるべくお電話・メール・公式LINEなどで、事前のご相談を経てから御対応するようにしております。まずは「今の状態でメガネが作れる段階にあるか?」「どの程度の改善が見込めるか?」を判断するための無料で事前相談を承っております。下記お問い合わせから御相談ください。

↑私が責任を持って、どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでもご対応いたしますので安心してご相談ください。
メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
住所:愛知県田原市田原町新町48-2
Tel : 0531 - 22 - 0358
営業時間:9:00~ 19:00
定休日:火曜日/第4日曜日





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