近視でも老眼は進む?近くが見えていても必要な「老眼対策」とは
- Tomohiro Ozawa
- 1 時間前
- 読了時間: 7分
米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行い見え方を詳細に測定をする愛知県田原市のメガネの専門家がいるメガネ店「メガネの尾沢」です。
「私は近視だから老眼ではない」 「まだ近くがよく見えるから大丈夫」
そんなふうに思っていませんか?
実は、近視の方でも40代を過ぎると老眼(調節力の低下)は確実に進行しています。近くが見えているように感じても、ピントを合わせる力や見え方の質は少しずつ変化しており、知らないうちに「疲れやすい」「細かい文字がかすむ」といった不調が出てくることがあります。
この記事では
近視の人も老眼になる理由
近くが見えていても対策が必要な理由
快適に見続けるためのメガネ選び・レンズの工夫
を、両眼視機能検査を行う専門店「メガネの尾沢」がわかりやすく解説します。老眼対策を始めるベストなタイミングや、目の負担を軽くする具体的な方法を知っておきましょう。
① 近視でも老眼は進行する ― 見えているようで実は見えていない
「近視だから老眼にならない」と思っている方は少なくありません。しかし実際には、近視であっても老眼(=ピント調節力の低下)は必ず進行します。これは誰もが等しく避けられない事実です。
近視の方は、元々の眼が遠くがぼやける代わりに近くが見えるため、メガネを外せば見えてしまうので老眼の初期にはその変化にあまり気づきにくい傾向があります。
ところが、年齢とともに水晶体(ピントを合わせるレンズ)の働きは必ず低下していきます。メガネ・コンタクトレンズを掛けた状態で「近くの文字が見づらくなった」と感じる場合は年齢による調節力の低下が始まっています。
メガネやコンタクトレンズを使用している状態で
少し離した方が見やすい
長時間の読書・スマホ・デスクワークで目がとても疲れる
暗い場所で文字が見えにくくなる時がある
近くの作業で集中力が続かなくなってきた
などの症状が現れ始めている場合は、「見えているつもり」でも、実際は調節力で無理をしている状態になっているので早期に対応していくことが大切です。
② 近くが見えていても老眼対策が必要な理由
見えるからといって老眼への対策をしないまま過ごすと、無理が重なることにより見え方の不調や見え方の質が少しずつ低下する事があります。
特に無理を重ねていくと「両眼のバランス(両眼視機能)」などが崩れる場合もあり、片目にだけ負担がかかり片眼のみ視力低下を起こしたり、モノがダブったり・二重に見えるようになったり、疲れ目だけでなく、頭痛・肩こり・めまいといった身体症状に繋がるケースもあります。
また両眼のバランスが大きく崩れると通常のメガネなどでは修正が出来ないような問題が現れたり、視機能を元に戻す際に長期間を要したりします。
見え方の「快適さ」を保つためには、単に視力が出ているか?どうかではなく、ピント調節と両眼のバランスが整っているか?を確認することが老眼対策では、より大切になり用途に合った適切なメガネな必要となります。
無理を続けて見ることで見る機能を損ない後悔するケースも考えられなくもありません。

③ 快適に見続けるための正しい老眼の対処法
近視の方が老眼対策を行う際には、次のようなポイントを意識すると良いです。
▪️1. 視力だけでなく両眼視機能を考慮した検査を受けてメガネを作る
老眼対策用のメガネを作るときは、「片目ずつの視力」だけでなく、両眼でのバランス(調節力・輻輳力)を確認することが重要です。ピント合わせの機能と両眼の眼球運動機能は連動をしています。ピント調節が弱くなってくるのが「老眼」ですが、ピント調節を助ける度数が逆に眼球運動機能に負担を掛けるケースなどもあります。
両方を調べる検査を行うことで、より目の疲れや負担・違和感を減らし、自然な見え方に整えられます。
▪️2. 使用シーンに合わせたメガネレンズを使用する
老眼鏡といっても「遠近両用メガネ」「中近メガネ」「老眼鏡」など様々な種類があります。自分の用途に合わせたメガネを使用することで、無理なく快適に見ることができます。パソコン作業・近方視の作業中心の方で、軽度の近視の方の場合は、遠近両用メガネよりも室内距離に最適化された中近レンズ(オフィスレンズ)などがおすすめです。

▪️3. 見え方の変化を放置しない
老眼の進行はゆっくりですが、60代を過ぎるあたりまで確実に進みます。見え方に少しでも違和感を感じたら、早めのチェックが大切です。
「まだ見えているから大丈夫」と思っているうちに、知らず知らずのうちに調節力に負担をかけて眼を酷使していることがあります。
老眼対策は「見えにくくなってから」ではなく、眼の疲れやすさを感じ始めたときが始めるサインです。
実際に、昨今では老眼とは関係の無い若い世代(20代~30代)の方にも老眼鏡のような近く見え方ををサポートするメガネを使用して頂くことが増えております。近方視を長時間行う事で、疲れ目や、見え方の低下、肩こり・頭痛などの体の不調を訴える方も増えているからです。
これは近年になり、パソコン・タブレット・スマホなどの普及により、以前に比べても近くを見る時間が増えていることで眼への負担が増大していることが原因です。
「まだまだ、そんな歳ではないよ!!」と無理に我慢を続けていても良いことはありませんので、早期に対応をしていくことが大切です。
将来への快適な見え方維持にも、無理を続けずにメガネを使っていきましょう!
当店では、米国式・ドイツ式の両眼視機能検査をもとに、お一人おひとりの「見え方のクセ」に合わせたメガネをご提案しています。
地元・田原市や愛知県だけでなく福岡県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・静岡県・岐阜県など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂いている実績がございます。
様々な見え方のお悩みとして、不等像による見え方の悩み、日常でのちょっとした見え方のお悩みまで、何処にいっても解決策が見つけられなかった見え方の悩み事まで様々な問題に取り組んでいるメガネ店です。
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メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
住所:愛知県田原市田原町新町48-2
Tel : 0531 - 22 - 0358
営業時間:9:00~ 19:00
定休日:火曜日/第4日曜日
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