左右の目で見る大きさが違う?網膜剥離・黄斑前膜術後メガネ
- Tomohiro Ozawa

- 2025年11月8日
- 読了時間: 6分
更新日:1月19日
米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行い詳細に測定をして見え方に徹底的にこだわる愛知県田原市のメガネ専門家がいるメガネ店「メガネの尾沢」です。
黄斑前膜術後メガネ・網膜剥離術後メガネとして、左右の目で大きさの違いが生じてしまっているのを緩和する「サイズレンズ・アニサレンズ」について実作製例を踏まえて再度ご紹介をさせて頂ければと思います。
左右の大きさが違って見えてしまう
黄斑上膜・前膜症や網膜剥離術後などに左右のモノの大きさが変わって見えてしまうことがあります。
これを「不等像」と言います。(大視症・小視症などとも言います)
人間の眼は両眼の情報が近似していないと脳内で眼の情報を一つにすることが出来ず、特に左右の見え方の大きさに5%以上の差が生じていると両眼で見ることに支障・困難さをきたしてきます。
(不等像視のある方がよく訴えられる症状)
頭痛
眼精疲労
全体的な疲労感
光過敏(非常に眩しい)
読書など文字を読むのが困難
吐き気
複視(モノが2つに見える)
イライラなどの不快感
空間のゆがみ

サイズレンズ・アニサイクルレンズとは?
そんな不等像に対して、左右の見え方の大きさを近づけて見え方の不調を緩和する特別なレンズがあります。
それを「サイズレンズ・アニサレンズ」と言います。
サイズレンズ・アニサレンズの原理としては、小さく見えてしまっている眼に使用するレンズを特殊な計算式を基に片方のレンズのみ
・レンズのカーブを深くする
・レンズの中心厚を厚くする
ことで網膜像を拡大することが可能です。
網膜像の大きさを近づけることで左右の大きさの差を緩和して、両眼視の負担を減らします。


サイズレンズを作るための「不等像」の測定はどのように行う?
不等像の測定ですが、通常のメガネ度数測定も必ず同時に行います。
不等像で悩まされていらっしゃる方でも「屈折度数」や「両眼視機能(斜位・ピント調節など)」からの影響を受けている場合も多く「不等像の緩和」だけでは問題が解決しないケースがありますので必ず下記の測定も行います。
(サイズレンズを作るためのメガネ度数測定)
①屈折度数の測定(近視・遠視・乱視)
②両眼視の測定(斜位・ピント調節機能など)
③不等像の測定
*②と③は同時進行で行います。

*偏光板を利用したメガネを使用して左右の「コの字」の大きさの差で「不等像の差」を確認をします。写真の状態は約7%程の左右の大きさに違いが生じている方の見え方です。

不等像を測定した上で、「何%大きくするか?」を上記のテストレンズで使いながら実際の見え方の確認をしていきます。
サイズレンズ作製では持ち込みのフレームでの作製をお断りしています

サイズレンズは、上記のように片方のレンズのみが厚くなります。特殊な形状になりますので使用するメガネフレームも、どんなフレームでも適しているわけではありません。
(サイズレンズに適したメガネフレームの条件)
・フレーム強度と耐久性が高いモノ(重量・レンズを正しく保持できる)
・なるべく円に近い形状・正方形に近い形状のモノ(縦横の幅に差が無い形)
・玉形サイズ40㎜~46㎜程度と小さいモノ
・フレームPDと眼の幅(PD)が可能な限り合っているモノ
と選定条件が厳しくなりますので、どんなフレームでも作製可能というわけではありませんので御理解ください。
上記の条件を満たせば、見た目もレンズの厚みを隠すことが出来るので外観上のデメリットも補えます。第三者から見ても分かりづらい状態に仕上がります。
もし、この記事を読んで「自分も同じ左右の見え方で大きさに違いがあってしっくりこない」ことで悩まれている方がいらっしゃいましたら下記で詳細をご確認下さい。
▶︎ サイズレンズについての詳細について
【ご相談に関するご案内】
左右の大きさの違いでお悩みの方へ
網膜剥離・黄斑前膜の手術後の見え方などで、「いつからメガネが作れるのか?」「自分の今の違和感はメガネで解決できるのか?」と一人で悩んでいませんか?
また不等像視による見え方の不調は周囲に理解されにくく、一人で悩まれがちな症状です。
過去に、ご来店いただいた方々の中には切実な想いを抱えていらっしゃるケースも多く、日常生活に支障をきたしている方もいらっしゃいました。
それなのに「視力は出ているので問題はない」「時間がたてば慣れる」「そんなメガネはないので慣れてください。」等と周りから言われ何処にいっても自分の本当の悩みを理解されずに、段々と「自分の言ってることがおかしいのかな?」「自分さえ我慢すればよいのかな?」などと自らを責めている方や想い詰めている方もいらっしゃいました。
実際に度数測定の最中にも「私の目って面倒くさいですよね?すみません」「ごめんなさい」と何度も謝られてこられる方もいらっしゃいます。
その度に「決して謝らなくてもいいんですよ」と言葉をかけつつも、心の中で「今までずっと我慢してこられてきたのだな・・・何とかしたいな!」という想いを抱きます。
もちろん、私も「全ての方に満足のいくレベルに対応ができるか?」と言われれば難しいこともあります。
正直に申し上げれば、過去には力不足・勉強不足で、折角足を運んでいただいた中で「やっぱり、ここもダメだったか・・・」とがっかりされて悲しまれて帰られるお客様のお姿も何度も見てきました・・・。その度に「申し訳ないな・・・」「本当に何とかならなかったのか?」と、その度に私自身も自問自答してきました。
正直「仕方ないよね」で終わらせてしまうことも出来ました。でも折角、足を運んできて頼ってきてくださったのだから「自分の出来る精一杯のことはやろう!」「せめて悲しい顔のままでお帰ししたくない」と想い、知識の中ではあってもまだまだ着手出来ていなかったことなどを見直してみたり、皆様のお力添えもありながら日々研鑽をしてくる中で少しずつですが御対応できる幅も広がってきました。
最近では「眼鏡でここまで変わるとは思わなかった」そう言っていただけることも少なくありません。左右の大きさの違いによる「不等像」による見え方は大きさの違いだけでなく両眼視機能の問題も重なっているケースもあり、大きさの問題を解決するだけでは解消しない部分もございます。もし今、左右の大きさの違いによる「不等像」の見え方でお困りでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。私が精一杯お手伝いさせて頂きます。
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↑私が責任を持って、どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでもご対応いたしますので安心してご相談ください。
メガネの尾沢では、地元・田原市や東三河・豊橋市・豊川市・新城市・蒲郡市や愛知県だけでなく福岡県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・長野県・岐阜県・静岡県など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂けております。
メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
住所:愛知県田原市田原町新町48-2
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定休日:火曜日/第4日曜日





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