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左右の目で見る大きさが違う?網膜剥離・黄斑前膜術後メガネ

米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行い詳細に測定をして見え方に徹底的にこだわる愛知県田原市のメガネ専門家がいるメガネ店「メガネの尾沢」です。


黄斑前膜術後メガネ・網膜剥離術後メガネとして、左右の目で大きさの違いが生じてしまっているのを緩和する「サイズレンズ・アニサレンズ」について実作製例を踏まえて再度ご紹介をさせて頂ければと思います。


左右の大きさが違って見えてしまう

黄斑上膜・前膜症や網膜剥離術後などに左右のモノの大きさが変わって見えてしまうことがあります。


これを「不等像」と言います。(大視症・小視症などとも言います)


人間の眼は両眼の情報が近似していないと脳内で眼の情報を一つにすることが出来ず、特に左右の見え方の大きさに5%以上の差が生じていると両眼で見ることに支障・困難さをきたしてきます。


(不等像視のある方がよく訴えられる症状)


  • 頭痛

  • 眼精疲労

  • 全体的な疲労感

  • 光過敏(非常に眩しい)

  • 読書など文字を読むのが困難

  • 吐き気

  • 複視(モノが2つに見える)

  • イライラなどの不快感

  • 空間のゆがみ



不等像の見え方
不等像の実際の見え方



サイズレンズ・アニサイクルレンズとは?

そんな不等像に対して、左右の見え方の大きさを近づけて見え方の不調を緩和する特別なレンズがあります。


それを「サイズレンズ・アニサレンズ」と言います。



サイズレンズ・アニサレンズの原理としては、小さく見えてしまっている眼に使用するレンズを特殊な計算式を基に片方のレンズのみ


・レンズのカーブを深くする

・レンズの中心厚を厚くする


ことで網膜像を拡大することが可能です。


網膜像の大きさを近づけることで左右の大きさの差を緩和して、両眼視の負担を減らします。


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実際のサイズレンズを使用した際の外観
実際のサイズレンズを使用した際の外観


サイズレンズを作るための「不等像」の測定はどのように行う?

不等像の測定ですが、通常のメガネ度数測定も必ず同時に行います。


不等像で悩まされていらっしゃる方でも「屈折度数」や「両眼視機能(斜位・ピント調節など)」からの影響を受けている場合も多く「不等像の緩和」だけでは問題が解決しないケースがありますので必ず下記の測定も行います。



(サイズレンズを作るためのメガネ度数測定)


①屈折度数の測定(近視・遠視・乱視)


②両眼視の測定(斜位・ピント調節機能など)


③不等像の測定

*②と③は同時進行で行います。




不等像の差を測定する視力表
不等像の差を測定する視力表

*偏光板を利用したメガネを使用して左右の「コの字」の大きさの差で「不等像の差」を確認をします。写真の状態は約7%程の左右の大きさに違いが生じている方の見え方です。



サイズレンズ テスト用レンズ
サイズレンズ テスト用レンズ

不等像を測定した上で、「何%大きくするか?」を上記のテストレンズで使いながら実際の見え方の確認をしていきます。


サイズレンズ作製では持ち込みのフレームでの作製をお断りしています

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サイズレンズは、上記のように片方のレンズのみが厚くなります。特殊な形状になりますので使用するメガネフレームも、どんなフレームでも適しているわけではありません。



(サイズレンズに適したメガネフレームの条件)


・フレーム強度と耐久性が高いモノ(重量・レンズを正しく保持できる)


・なるべく円に近い形状・正方形に近い形状のモノ(縦横の幅に差が無い形)


・玉形サイズ40㎜~46㎜程度と小さいモノ


・フレームPDと眼の幅(PD)が可能な限り合っているモノ


と選定条件が厳しくなりますので、どんなフレームでも作製可能というわけではありませんので御理解ください。


上記の条件を満たせば、見た目もレンズの厚みを隠すことが出来るので外観上のデメリットも補えます。第三者から見ても分かりづらい状態に仕上がります。



その他、サイズレンズ・アニサレンズなどに関する詳細はコチラをご覧ください→ サイズレンズについて



メガネの尾沢は、「度数測定環境の整備」、「全国でも数台しかない特殊視力表を使用した「不等像」の計測」と実際のサイズレンズ・アニサレンズのテストレンズを使って実際の見え方の確認が可能になっている全国でも数少ない店舗です。実際の作製件数もありノウハウの蓄積もございます。)


また、地元・田原市や愛知県だけでなく福岡県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・静岡県・岐阜県など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂いている実績がございます。


夜間の見づらさだけでなく、眼の手術後の不等像による見え方の悩み、モノが2つに見える悩み、日常でのちょっとした見え方のお悩みまで、何処にいっても解決策が見つけられなかった様々な問題に取り組んでいるメガネ店です。


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メガネの尾沢 尾澤智宏です。

↑私が責任を持って、どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでもご対応いたしますので安心してご相談ください。



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「夜間の見え方を完全再現する特別測定」も行っております。

夜間の見づらさに困られていらっしゃる方で、完全暗室でより正確に測定をご希望の方は時間外営業時間の「19:00~21:00」の時間帯での特別測定も承ります。お日にちでご希望に添えないことなどありますので必ず事前の予約をお願い致します。

また時間外測定料金として眼鏡作製時でも¥3300-を別途頂きますのでご理解お願い申し上げます。


 

メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

 

住所:愛知県田原市田原町新町48-2 

Tel : 0531 - 22 - 0358

 営業時間:9:00~ 19:00

定休日:火曜日/第4日曜日

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