top of page

正しく測定するために!メガネ度数測定機器へのメガネ専門家としてのこだわり

更新日:10月18日

米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行い詳細に測定をして見え方に徹底的にこだわる愛知県田原市のメガネ専門家がいるメガネ店「メガネの尾沢」です。



メガネの度数を正しく測定するためには、経験や知識だけでなく「使用する測定機器」も大きな役割を担っています。わずかな誤差でも、見え方の快適さに影響してしまうため、どんな機器を使うか?はとても重要になります。


最新の検査機器は、従来では分かりにくかった微細な度数や見え方の変化やズレまで把握できるようになり、一人ひとりに合った度数をより正確に導き出すことができます。


また、全てが最新の機器であれば良いのか?と言えばそうでもなく、様々な測定手順においては敢えて従来のアナログな手法を使用することも大切になります。(無駄なハイテク化をしている機械もある)


測定時における「最新機器」が必要な場面、「アナログな手法」が必要な場面というのを吟味した上でメガネの尾沢では測定機器をこだわって選んでいます。


おそらく、自分で言うのも何ですが(;^_^A 全国的に見ても有数の測定機器・測定環境になっていると思います。


本日は、メガネ度数測定に使用する機器や測定環境へのこだわりを書いていきたいと思います。


メガネの尾沢が使用するメガネ度数測定機器へのこだわり


①テストフレームを使用した屈折度数の測定

メガネの尾沢では屈折度数(近視・遠視・乱視)の測定は敢えてテストフレームを使用して測定を行います。これはフォロプターと呼ばれる機器を使用すると「機械近視」と呼ばれるピント調節機能を刺激して過矯正(強すぎる度数)となるリスクが高まるからです。

また、ドイツ式両眼視機能検査ポラテスト法においては、テストフレームを使用することが原則ともなっています。なるべく正しいメガネ度数を測定する上ではフォロプターと呼ばれる機器ではなく「仮枠フレーム」での測定の方が測定誤差が生じづらくなります。


よく誤解されている方がいらっしゃいますが、自動機械式フォロプターであれ、テストフレームであれ、メガネ度数測定方法は全く同じ測定をしています。機械でテストレンズを交換しているか?人間の手で交換しているか?の違いでしかありません。


テストフレームを使用して手技で測定した方が機械近視も避けられ正しい度数が測定できるので「テストフレームでの測定」を敢えて選択しています。



メガネ度数測定用テストフレーム
メガネ度数測定用テストフレーム

自動機械式フォロプターは使用しません
自動機械式フォロプターは使用しません

②実距離で5mの距離の位置に視力表を置いていること

メガネの尾沢では、最近多い1m程度の距離に置く省スペース視力表を使わずに実際に5mの位置に置く視力表を使用しています。省スペース視力表は、画面の中で疑似的に5mを再現をしています。ただ実際は1m前後の距離を見ていますのでピント調節機能の介入が起こり測定度数の誤差が生じやすく、正しいメガネ度数の測定が得られない場合があります。

また先ほどと同じくドイツ式・米国式両眼視機能検査においても実距離で5mの距離を確保をしていないと遠方視の斜位測定・輻輳開散力などの数値に大きな誤差が生じやすくなります。

正しいメガネ度数の測定・両眼視機能の測定においては5mという距離が非常に大切になりますので、ここにも拘りを持っています。




5mの位置に視力表を設置して使用
5mの位置に視力表を設置して使用


1m省スペース視力表は使用しません
1m省スペース視力表は使用しません



③国内でも数える程しか使用されていない特別な視力表を使用

メガネの尾沢で使用されている「視力表」は国内でも数えるほどしか使用されていない特別な視力表(Zeiss VisuScreen)を使用しています。「視力表で何か違いがあるの?」と思われるかもしれませんが違いがあります。


特にメガネの尾沢で使用している視力表「Zeiss VisuScreen」は


・ドイツ式両眼視機能検査で使用される視標がほぼ全て網羅されている唯一の視力表

国内で唯一「不等像視の測定」が1%単位で詳細に測定できる機能がある

・視力表のサイズ(画面サイズ含む)、色などがピント調節の刺激を起こさないように考慮されている


より詳細な両眼視機能検査が可能であること、メガネ度数においても測定誤差となる部分を極力排除されているなど細かな部分まで配慮がなされていいます。


またこの視力表を設置する上で測定環境も下記のように対応しています。


・設置した壁面を同じ白色に統一することで視覚刺激の妨げになるモノを極力排除

・照明の明るさや色温度を基準に統一



ree


ree


ree

④超高性能なオートレフラクトメーターを使用

オートレフ(オートレフラクトメーター)は、目の屈折状態を測定し、近視・遠視・乱視といった基本的な度数を把握する機器です。メガネを作るうえで必要な“基礎データ”を得るのに欠かせません。


メガネの尾沢で使用しているオートレフは、超高性能オートレフ OPD-Scan III と言い目の状態を多角的に分析できる最新の測定機器です。


通常のオートレフの機能に加え、さらに詳細な情報を同時に得られるのが大きな違いです。


例えば、


  • 角膜の形状解析 → 正確な乱視の測定が可能・不正乱視や角膜のゆがみを発見できる

  • 波面収差解析 → 夜間の光のにじみやコントラスト低下といった“見えにくさの原因”を数値化

  • 瞳孔径の影響を考慮 → 昼と夜で変化する見え方の違いを評価

など


通常の視力検査だけでは分かりにくい「角膜の形状」や「眼のゆがみ(収差)」、「瞳孔の大きさによる見え方の違い」などを詳細にチェックすることができます。


これにより、単に度数を合わせるだけでなく、「なぜ見えにくいのか」「どんな条件で疲れやすいのか」といった原因を明らかにすることも可能になります。


メガネを作る上で、より精密で快適な度数設計を行えるのが大きな特徴で、ドライバーやPC作業が多い方、夜間の見え方に悩みがある方などにも役立つ機器です。


この機器を使うこと「視力の数値」だけでなく、「どういう時に見えにくくなるのか」「なぜ疲れやすいのか」といった原因を客観的に探ることができます。その結果、より精密で快適な度数設定や、ライフスタイルに合わせたメガネ作りにつなげることができるのです。


ree


当店では、最新技術と伝統的な測定手法の両方を大切にしながら、“どうして見づらいのか”という根本原因に寄り添った検査を行っています。


私たちが測定機器や測定環境にこだわるのは、単に正確な数字を出すためではありません。その一つひとつのデータが、お客様の「毎日の快適さ」「目の健康」を守ることにつながるからです。



最新の機器でしか分からない小さなズレや、目の奥に潜む原因を見逃さないこと。昔ながらの丁寧な測定でしか気づけない“感覚的な違和感”を大切にすること。その両方を組み合わせることで、初めて「あなたに本当に合った一本」をご提案できると信じています。


見えにくさや疲れを「年齢のせいだから仕方ない」と思っていませんか?


実は、ちょっとした工夫や正確な測定によって、まだまだ快適な見え方を取り戻すことができます。


だからこそ、私たちは測定機器にもこだわります。それは本当の意味で、皆さまの毎日をより豊かで安心できるものにするためのこだわりなのです。


目の疲れや違和感にお悩みの方も、見え方の質を重視したい方も、どうぞ一人で抱え込まずに私たちにご相談ください。あなたにぴったりの快適なメガネづくりを、一緒に歩み始めましょう。


メガネの尾沢では、ドイツ式・米国式両眼視機検査・超高性能オートレフラクトメーター・全国でも数台しかない特別な視力表・度数測定室の環境整備と徹底的にこだわってメガネ度数を測定していきます。


また、地元・田原市や愛知県だけでなく福岡県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・静岡県・岐阜県など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂いている実績がございます。


夜間の見づらさだけでなく、眼の手術後の不等像による見え方の悩み、モノが2つに見える悩み、日常でのちょっとした見え方のお悩みまで、何処にいっても解決策が見つけられなかった様々な問題に取り組んでいるメガネ店です。


megane-no-ozawa
メガネの尾沢 尾澤智宏です。現在はもう少しふっくらしていますのでお会いの際に驚かないでくださいね。

↑私が責任を持って、どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでもご対応いたしますので安心してご相談ください。



メール等でのご予約・ご相談はご予約・お問い合わせをクリックしてください。


お電話でのご相談は0531-22-0358にお電話ください


📍お問い合わせ・ご来店はこちらから



「夜間の見え方を完全再現する特別測定」も行っております。

夜間の見づらさに困られていらっしゃる方で、完全暗室でより正確に測定をご希望の方は時間外営業時間の「19:00~21:00」の時間帯での特別測定も承ります。お日にちでご希望に添えないことなどありますので必ず事前の予約をお願い致します。

また時間外測定料金として眼鏡作製時でも¥3300-を別途頂きますのでご理解お願い申し上げます。


 

メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

 

住所:愛知県田原市田原町新町48-2 

Tel : 0531 - 22 - 0358

 営業時間:9:00~ 19:00

定休日:火曜日/第4日曜日

コメント


bottom of page