• メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

受験生のメガネ選び・勉強用メガネで集中力を高める方法

最終更新: 4月24日


勉強とメガネの使い方の関係について

遠方視力(一般的に視力と呼ばれている)が良ければどんなシーンでも問題ないと思われがちですが、案外とそうではありません。


日常のメガネの度数を視力1.2や1.5といった状態で合わせたままだと、杖に向かって勉強をする距離(約40cm)では強すぎる度数となり実は適していません。

若いころは眼のピント調節の機能は非常に豊富な力があるので問題がなさそうな気がしますが、遠くの良く見える度数の状態だと若いからと言っても、近くを長時間見る際には眼(眼の筋肉)にとっては負担が大きくなり、それが知らずに疲労感に変わり、自ずと集中力が低下していきます。また眼の負担は近視の進行にもつながりやすくなります。


人間の眼は近くのモノを見る時に主に2つの眼の働きが起こります。


1つ目は

眼の中のレンズを動かし近くにピントを合わせる機能(ピント調節筋が働く)


2つ目は

近くを見る時に寄り眼をして左右両方の視線を揃えるために眼を動かす機能(眼球を動かす筋肉が働く)

どちらの機能も大切ですが、特に②の眼を動かす機能というのは見落とされがちです。

(そもそもこんなことを聞いたことが無いという 方が大半です)


特に寄り眼の苦手な子(輻輳不全といって視機能問題で最も多い)は、近くを見ることで起きる寄り眼状態を維持し続けるこ自体に、無意識で大きくエネルギーを使ってしまうので勉強や読書などの近い距離を見続けると集中力が続かずに、また下記のような症状を訴えやすいです。

①本を読むのが苦手・遅い

②すぐに眼が疲れてしまう

③肩こりがある

④ひどくなると偏頭痛がする

などです。

特にピント合わせ機能にも問題があり、寄り眼の力にも問題がある方はかなり顕著に上記な症状を訴える場合があります。

あまりこういったケースは知られていないので、意外と多いのですが本人は困っているのに原因が分からない気付いていないというのも多いです。


眼の機能の問題というのは、意外とこういった部分に強い影響を与えていることがあります。

こういった場合は、勉強用(読書用)に「ピント調節」と「寄り眼を助ける」機能を組み込んだメガネを使って頂くとこういった症状がかなり緩和します。

眼そのものが疲れにくくなるので、自ずと集中力も維持しやすくなります。

(疲労と集中力の関係は密接につながっています。)

ここで自分に寄り眼の力があるのか?ないのか?を簡単に調べる方法を記載しておきます。

(用意する物):ボールペン

①ボールペンを片手に持ち、その腕を眼の前へ伸ばします。

②両目でボールペンを見て1本に見えていることを確認する

*この時点でボールペンが2本に見えている場合は両眼視そのものに問題があります。

③そのままボールペンを両眼で見ながら自分の鼻先近くまでゆっくりと近づけます。

④近づけていく際に問題なく鼻先までボールペンを近づけることができたなら寄り眼の力はあると言えます。

ただ途中でボールペンが2本に見える、1本のまま鼻先まで近づけることが出来たけど、その維持するのが難しいと感じる場合は寄り眼の力が弱いタイプといえます。

*家族の方などに観察してもらうのも良いでしょう。

ボールペンを鼻先に近づけていく途中で片方の眼が外に逃げるような時は寄り眼を維持できていない状態です。

読書が苦手・勉強しているとすぐに眼が疲れてしまう、集中力が続かないというのは案外あなたの寄り眼の力不足のせいかもしれません・・・


そういった場合は

寄り眼を助ける近く用メガネと、ビジョントレーニングをしていけばこれらは改善をしていきますし、緩和をされていきます。

また特に視る機能に問題なくても近く用のメガネを使うことは、度数進行の抑制(視力保護)、眼の疲れの緩和、机に向かっての勉強・デスクワーク時の集中力の維持につながるのでどなたがお使いになられても非常に効果的です。眼の保護にもつながります。

*但し、両眼視機能・視覚機能を検査し適切に度数合わせをすることが大切です。


また小ネタですが、疲れてきたなと思ったらぼんやりと窓の外から遠くを見ることも悪くありません。広く遠くを見ることで動きの悪くなった眼の筋肉が緩みますので眼の休憩にもなります。


また、眼球運動のストレッチを行なうなども悪くありません。なるべく顔は動かさずに眼だけを動かして上下・左右・斜めなどを見る、大きく円を描くように動かすなどをすると血流が良くなります。特に眼だけ上を向くように動かす特に集中力や意欲を高める脳の前頭葉部分の血流が良くなるという研究結果もありますので試してみると良いと思います。

私もたまに行なっています(笑)



(2020.4 追記)

近視の方がメガネを外して近くを見れば負担は少ないのではないか?と指摘を受けましたが、確かにピント調節機能には負荷はかかりません。

ただし、これは眼球を動かす寄り眼の機能のケアは出来ていないので不十分と言えます。

またピント調節機能と眼を動かす機能は連動をしているので、むやみに片方の機能を楽にさせると違った問題を引き起こすケースがありますし、またお一人お一人の眼の特性も違いますので、詳細な測定をした上で各自の眼の特性に合わせた眼の負荷を抑えた度数合わせをすることが大切です。


一例として、近視度数が-2.00以上の度数の方はメガネを外してみてしまうと、かなり顔を近づけないと見えないために結果的に過剰に寄り眼の機能(眼を動かす筋肉)に負荷がかかり過ぎてしまい片眼抑制(片方の眼を使うのを諦めてしまう)を起こして両目で見る機能を崩したり、実際に片眼の度数だけ進行してしまうと言ったケースが発生したりします。


実際にこういったケースが起きており、片眼のみの角膜形状の変化と眼軸長の変化を引き起こすことがあります。


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