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「デスクワークや近くを見る際に遠方視力1.5もいらない」疲れの原因になります。

執筆者の写真: Tomohiro OzawaTomohiro Ozawa

更新日:2024年7月11日

刺激的なタイトルになってしまいましたが


「メガネで視力1.5にしてもらって新しく作ったら眼が疲れてしょうがないのでどうしたら良いですか?」


「メガネを新しくして遠くが良く見えるようになったら近くを見ると気持ち悪くて見えないのでどうしたら良いですか?」


というお問い合わせを最近多く頂きます。


多くの場合が「遠方視力」のみを基準にしたメガネを作成されておられ、実際にご自身が日常生活でよく見る距離を無視して作られているケースでこういった事が多く起きています。


人間の眼は近い距離を見ると


①ピント調節筋


②眼球運動筋


2つの眼の筋肉が大きく働きます。


遠方視力が良ければよいほど、この2つの眼の筋肉には負荷が大きくなり、更に近くを見る時間が長い方ほど眼の負担が大きくなり疲れ目に悩まされます。


また昨今、スマホやタブレット、パソコン作業などが増えて眼のピント調節筋の働きが鈍くなっている方が多い傾向にもあります。(ピント調節筋の力が素早く抜けない傾向にあります)


5mの距離をとった測定環境や、雲霧法というピント調節機能をしっかりと緩める手法を取らずに、視力のみを基準にして簡易に作製してしまうと過矯正という強すぎる度数になってしまい更にピント調節筋に負担が掛かるメガネやコンタクトレンズになってしまい疲れや見え方の不調につながります。


また遠方の視力を求めすぎるのも良くありません。

視力も大切ですが、現代においては近方視時の眼の負担を軽減する度数やメガネレンズを使用することが大切になります。


現代人は50m先や100m先を見渡すような大平原に生きているわけではなく、手元30㎝~室内距離の数mくらいの距離を頻繁に見る生活になっています。


視力を1.5や2.0に合わせることよりも、手元の距離から室内距離を楽に見える度数設定されたメガネが大切です。


1日中デスクワークという方は、年代にもよりますが「眼位の測定」と「調節安静位」等を考慮に入れながら度数合わせをすることをお勧めします。遠方視力表での「視力的な見える・見えない」で決めない方が良いです。







当店では、最新の測定解析装置を使い、通常の測定では分からない見づらさの原因なども探り、尚且つ、ドイツ式・米国式と両方の「両眼視機能検査」で見る機能を詳細に測定をしていきます。何処に行っても原因が分からない見え方でお困りの方は是非ご相談いただければと思います。またより正確なメガネをお作りしたいとご希望の方もご相談ください。


このような情報が、少しでも皆様のお力添えになれば幸いです。


〜ご来店予約について〜

【電話予約】 営業日の 10:00〜18:00 の時間でお受けしております。 検眼中などは電話に出られないこともございますのでご了承下さいませ。 ご来店希望日の当日または前日にご連絡いただく場合は必ず【電話予約】でお願いいたします。

メガネの尾沢Tel : 0531 - 22 - 0358


「夜間の見え方を完全再現する特別測定」をご希望の方へ

夜間の見づらさに困られていらっしゃる方で、完全暗室でより正確に測定をご希望の方は時間外営業時間の「19:00~21:00」の時間帯での特別測定も承ります。お日にちでご希望に添えないことなどありますので必ず事前の予約をお願い致します。

また時間外測定料金として眼鏡作製時でも¥3300-を別途頂きますのでご理解お願い申し上げます。

 

【メール予約】 メールでのご予約は当ホームページ内にある「お問い合わせ」フォームからお受けしております。必要事項を入力していただいて送信してください。 送っていただいたメールの確認ができましたら返信させていただきます。 眼鏡ご購入のご相談の際に視力検査をご希望される場合は明記していただけると幸いです。


 

 

メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

 

住所:愛知県田原市田原町新町48-2 

Tel : 0531 - 22 - 0358

 営業時間:9:00~ 19:00

定休日:火曜日・第4日曜日







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