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見やすさ・眼の疲れに効果的な「被写界深度延長ESレンズ」

「メガネレンズ何てなんでも一緒では?」


そんな風に思っていませんでしょうか?


各レンズメーカーは様々な努力をして、とても良いレンズをお作りしてくれています。


私自身が全メガネユーザーに使って欲しいと思っているレンズがあります。


そのレンズは・・・「被写界深度延長ESレンズ」(単焦点レンズ)です。


それは何故か?


理由は単純で、同じ度数で作っても「被写界深度ESレンズ」の方が、その他のレンズに比べても「見やすさが向上する」「疲れ眼に対して効果がある」など度数に関係なく「見え方の質が上がる」からです。


被写界深度延長ESレンズの効果とは?

被写界深度延長ESレンズは、通常のレンズと違う特性を持っています。以下がその特徴になります。


①夜間・薄暮視の見え方の改善

夕方・夜間時の見え方が低下する原因の1つが「被写界深度」と呼ばれる鮮明に見えている奥行き方向のピント範囲が浅くなって狭くなることです。これは黒目が暗くなると広がることで生じます。被写界深度延長ESレンズは、この浅くなってしまうピント範囲を広げてくれる効果があり、夕方・夜間時でも見え方が落ちづらい設計になっています。コレが被写界深度延長ESレンズの他社にない最も特徴的な機能です。


被写界深度の原理
上:昼間の見え方  中:夕方・夜間の見え方  下:被写界深度延長ESレンズ



②視野の拡大

通常のメガネレンズが周辺部分の解像度が落ちるのに対して、被写界深度延長ESレンズは周辺部分も解像度が落ちずに見ることが出来ます。これは視野全体で奥行方向の鮮明に見えるピント位置が広いことによって得られています。


鮮明に見える視野の比較
右が通常のレンズの視野範囲  左が被写界深度延長ESレンズの視野範囲

③動いているモノが見やすい

通常のレンズに比べて鮮明度の高い視野の広さに加えて、奥行き方向のピント調節機能に対してもシビアなピント調節を要求されないので動いているモノをより捉えやすくなります。

特に夕方・夜間などでの散瞳によるピント位置の深度が浅くなりシビアになる状況でも効果を発揮します。被写界深度延長ESレンズは多少ピント位置に誤差が生じても鮮明に見える範囲が広いので見づらさにつながりづらくなります。また予測しない咄嗟な動きに対しても比較的に正確に位置把握できるので運転時の事故防止や、スポーツ時のケガの予防にもつながります。


動体視力を助ける



④疲れ眼に効果がある

従来レンズは、焦点位置では指標がクリアに見えますが、焦点位置から少しでもずれた所では急激にボケが増加し見えづらくなるので、常に適正なシビアな調節を維持しなければならないのに対して、被写界深度延長ESレンズは疲れてきてピント位置が少しズレても補正してくれるのでシビアなピント調節機能を要求されないので疲れ眼に効果が得られます。

*注:長時間などのデスクワーク時には専用の度数合わせが最適です。


ドイツ式両眼視機能検査で眼球運動の動きも助ける度数も大切‼

どんなに素晴らしいレンズでも、元々の度数設定が間違っているとレンズの効果を十分に発揮することが出来ません。


当店では「OPD-SCANⅢ」と呼ばれる超高性能オートレフにて昼間と夜間の見え方を比較測定する機械と、ドイツ式両眼視機能検査を行えるZeiss社の視力表を完備して眼球運動に負担へ掛かっていないか?などを詳細に測定をします。


先ずは「OPD-SCANⅢ」で、他では分からないより詳細な昼間での屈折度数(近視・遠視・乱視)夜間での屈折度数の測定することで正確な屈折度数を導き出します。また眼内で余計な光が乱反射をして網膜に届いてないか?なども測定出来ます。


こういったデータを元に「必要か?必要でないか?」の取捨選択をして頂くための判断材料にして頂ければと思います。


その後、Zeiss社の視力表で「ドイツ式両眼視機能検査:ポラテスト法」で眼位やスムーズな眼球運動を行うための数値を測定します。斜位などがスムーズな眼球運動を妨げている原因があり「固視ズレ」が起きている場合は、視力の低下・不安定・ダブる・滲んで見える・眩しい等の見づらさが現れます。これらは「プリズム度数」などで補正をし、左右の両眼がしっかりと眼の中心で見れることや視線の移動を楽に行えるように補強していきます。



どれだけ素晴らしいレンズであっても、性能を最大限に活かすためには、いくつもの詳細な測定を行う必要があり個々の見え方に合わせてあげる必要があります。


当店では全国屈指の測定設備と熟練した知識と技術を持っていますのでご安心ください。


特に下記のような見え方の不満がある方には被写界深度延長ESレンズは効果的です。

体験できるテストレンズもありますので、是非一度ご検討してみて下さい。


・遠くや周辺の見え方に不満を感じている。

・夜になると見づらく感じる時がある。

・視線移動・ピント合わせで目の疲れを感じる。

・よく車(バイク)の運転やスポーツする。

・高濃度カラーレンズをよく使用していて見づらさを感じている




メール等でのご相談はお問い合わせをクリックしてください。

お電話でのご相談は0531-22-0358にお電話ください




当店では、最新の測定解析装置を使い、通常の測定では分からない見づらさの原因なども探り、尚且つ、ドイツ式・米国式と両方の「両眼視機能検査」で見る機能を詳細に測定をしていきます。何処に行っても原因が分からない見え方でお困りの方は是非ご相談いただければと思います。またより正確なメガネをお作りしたいとご希望の方もご相談ください。


このような情報が、少しでも皆様のお力添えになれば幸いです。


〜ご来店予約について〜

【電話予約】 営業日の 10:00〜18:00 の時間でお受けしております。 検眼中などは電話に出られないこともございますのでご了承下さいませ。 ご来店希望日の当日または前日にご連絡いただく場合は必ず【電話予約】でお願いいたします。

メガネの尾沢Tel : 0531 - 22 - 0358


「夜間の見え方を完全再現する特別測定」をご希望の方へ

夜間の見づらさに困られていらっしゃる方で、完全暗室でより正確に測定をご希望の方は時間外営業時間の「19:00~21:00」の時間帯での特別測定も承ります。お日にちでご希望に添えないことなどありますので必ず事前の予約をお願い致します。

また時間外測定料金として眼鏡作製時でも¥3300-を別途頂きますのでご理解お願い申し上げます。

 

【メール予約】 メールでのご予約は当ホームページ内にある「お問い合わせ」フォームからお受けしております。必要事項を入力していただいて送信してください。 送っていただいたメールの確認ができましたら返信させていただきます。 眼鏡ご購入のご相談の際に視力検査をご希望される場合は明記していただけると幸いです。



 

メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

 

住所:愛知県田原市田原町新町48-2 

Tel : 0531 - 22 - 0358

 営業時間:9:00~ 19:00

定休日:火曜日/第4日曜日



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