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夜間運転のまぶしさ・見づらさを劇的に改善するメガネ / レンズ偏

米国式・ドイツ式の両眼視機能検査を行い、見え方を詳細に測定する愛知県田原市のメガネ専門店「メガネの尾沢」です。



前回の記事では、**「夜間運転のまぶしさ・見づらさを劇的に改善するメガネ 原因偏」**についてご紹介しました。(まだご覧になっていない方は、ぜひ先にこちらの記事をご覧ください)


今回は、実際に当店で取り扱っている「夜間運転のまぶしさ・見づらさを改善する2つのレンズ」を具体的にご紹介いたします。


①Zeiss Drive safe レンズ

ドイツの光学メーカー Zeiss(ツァイス)社 が開発した「運転に特化した設計のレンズ」です。Zeissのレンズに共通する“透明感のあるクリアな見え方”をそのままに、特に夜間や雨天などのドライブシーンでの見え方を向上させる技術が詰まっています。以下が機能面での特徴です。


1:瞳孔径を考慮したルミナンスデザインテクノロジー

人間の目は、日中や明るい場所では瞳孔サイズが小さくなり、暗くなるとより多くの光を取り入れるために瞳孔サイズが大きくなります。

暗くなると見づらくなる原因の一つに、この瞳孔サイズが大きくなることで「ピント面が浅くなってしまう」ことが見づらさの原因になっています。

Zeissドライブセーフレンズは暗がりでの瞳孔サイズを元にしてレンズ設計が行われており、散瞳することによる見づらさを改善するように設計されています。


瞳孔径の変化について


2:ヘッドライトや街灯の眩しさを抑えるドライブセーフコーティング

夜間運転時に見づらさの原因の1つに「眩しさ」があります。ドライブセーフレンズは、対向車のヘッドライトや街灯などの光を分析して眩しさの原因となる光を効果的に抑える性能のレンズコーティング「ドライブセーフコート」が付いています。レンズにカラーを付けない状態でもコーティングが特定の波長を反射しカットして対向車のライトの眩しさなどを軽減してくれますので「レンズにカラーを入れたくない」と言う方にも効果的なレンズです。(*もちろんカラーを入れることも可能です。)


夜の光を抑える実例


②被写界深度延長ESレンズ

愛知県のレンズメーカー 伊藤光学工業社 が開発した、被写界深度(ピントの合う範囲)に着目した高機能レンズです。夜間や薄暗い時間帯に起こる“ピントの浅さ”を改善することや、眼球運動を助け、眼の疲労軽減などを目的としています。


1:被写界深度延長機能による見え方の改善

人間の目は暗くなると瞳孔が散瞳することによってピント面(被写界深度)が浅くなることが見づらさの原因の1つになります。被写界深度延長ESレンズは、散瞳によるピント面が浅くなることを防ぐことで見づらさを改善してくれます。

また被写界深度を延長されることで、シビアな「ピント調節」や「眼球運動」を求められないために、より楽に見る事が出来るようになるので長時間の運転等でも眼の疲れが軽減されるなどのメリットもあります。



被写界深度ESレンズの見え方
上段:通常レンズでの夜間の見え方  下段:被写界深度延長ESレンズでの夜間の見え方


2:ヘッドライトや街灯の光を抑える豊富な遮光機能を持ったカラー展開

もう一つの特徴が眩しさを抑える機能の高い「遮光性能の高いカラー」を選べることです。特に夕方・夜間時の眩しさの原因は「青色光」によることが多く、伊藤光学さんでは「青色光」を効果的にカットするカラー展開がいくつかあり選べることが出来ます。


眩しさを抑える過カラーレンズ



「レンズ設計」で見え方を根本改善


ご紹介した2つのレンズはいずれも、コーティングやカラーだけでなく、レンズ設計そのものに“見え方改善”の要素を組み込んでいる点が特徴です。単なる「眩しさ軽減」ではなく、「夜間でも自然に見える」ことを目指した設計です。


そのため、車の運転だけでなく、スポーツや、日常生活での見づらさ改善にも効果を発揮します。


どんなに優秀なレンズもメガネ度数測定・視機能の分析が大切です

しかし、これらのレンズを実際に使用する際にも大切なこともあります。


それは「個々の見え方の状態・視機能」をしっかり分析することです。どんなに優れたレンズでも見え方に合っていない場合は効果を上手く発揮してくれません。


これは通常の視力測定では得られることの出来ない夜間視力などに繋がる瞳孔の縮瞳・散瞳時の見え方・度数の分析や、眩しさの原因となっている光の解析や眼内での光の散乱状態などを把握する必要があります。また両眼視機能の状態も分析しておかなければいけません。



メガネの尾沢では 「OPD-SCANⅢ」 という機器を用いて、夜間視力などに繋がる瞳孔の縮瞳・散瞳時の見え方・度数の分析や、眩しさの原因となっている光の解析や眼内での光の散乱状態などを把握して詳細に分析します。



また両眼視機能に関しては、ドイツ式・米国式の両方の両眼視機能検査を行う事で視機能の評価を行います。(ドイツ式両眼視機能検査においては国内で唯一のドイツ式両眼視機能検査の基準を満たした特別な視力表を使用しています)


これらの測定・分析を踏まえた上で 「どこに見づらさの原因があるのか?」を特定し、その結果に基づき最適なレンズやカラーを選定・ご提案いたします。


夜のドライブを、もっと安心で快適に。


「対向車のライトがまぶしい」「夜になると見づらい」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。当店では夜間運転用レンズのテスト体験もご用意しています。


あなたの夜の運転を、より安全で快適なものに。ぜひ一度、“夜間視の違い”を体験してみてください。



メガネの尾沢では、ドイツ式・米国式両眼視機検査・超高性能オートレフラクトメーター・全国でも数台しかない特別な視力表・度数測定室の環境整備と徹底的にこだわってメガネ度数を測定していきます。


また、地元・田原市や愛知県だけでなく福岡県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・静岡県・岐阜県など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂いている実績がございます。


夜間の見づらさだけでなく、眼の手術後の不等像による見え方の悩み、モノが2つに見える悩み、日常でのちょっとした見え方のお悩みまで、何処にいっても解決策が見つけられなかった様々な問題に取り組んでいるメガネ店です。


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メガネの尾沢 尾澤智宏です

↑どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでも、私が責任を持って御対応いたしますので安心してお気軽にご相談ください。ご質問のみでも大丈夫です。



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お電話でのご相談は0531-22-0358にお電話ください


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「夜間の見え方を完全再現する特別測定」も行っております。

夜間の見づらさに困られていらっしゃる方で、完全暗室でより正確に測定をご希望の方は時間外営業時間の「19:00~21:00」の時間帯での特別測定も承ります。お日にちでご希望に添えないことなどありますので必ず事前の予約をお願い致します。

また時間外測定料金として眼鏡作製時でも¥3300-を別途頂きますのでご理解お願い申し上げます。


 

メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

 

住所:愛知県田原市田原町新町48-2 

Tel : 0531 - 22 - 0358

 営業時間:9:00~ 19:00

定休日:火曜日/第4日曜日

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