NHKの朝の番組で「スマホが原因 10代の急性内斜視」というのを特集されていました。
内斜視とは、「寄り眼」状態になってしまい、両眼視機能に問題が出る立体感や空間認知機能、またスムーズな視線移動が出来なくなるなど日常生活面や学習面にも問題を起こすことがあります。
こういった「急性の内斜視」などは、まずは眼科さんで受診、斜視は脳に異常がある場合が一番怖いですので特に異常がないか?を調べることも大切です。
脳に問題がない場合は、両眼視機能検査などで調節・輻輳・開散融像幅などを測定することで調節を補助したり・プリズムで輻輳を補助する内斜予防のメガネがお作りできます。
番組内でも眼科の先生が、スマートフォンなどを顔に近づけ過ぎて見る“寄り目"の動きが過剰にかかり、それが戻らなくなるのが引き金の一つとお話されていました。
私が感じることは「内斜視」までになっていなくても、こういった傾向が見受けられる方々が各年代関係なく増えてきています。
長い時間近くを見ることが増えている、また外出時にも文字などが溢れていますので知らず知らずの内に必要以上の「良く見える」を求めすぎて眼への負担が積み重なり、調節・輻輳(寄り眼)などの過剰負担が「見る機能」の狂いを生じさせているのではないかと考えます。
メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
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