• メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

片眼を手で隠して読書や勉強をしていた結果→片眼の視力が落ちる

更新日:2021年7月11日


学校の身体測定で視力検査を行なわれていく時期です。

今回は、机に向かっての勉強や読書の時に両眼で見るとボヤたり・見づらいということで、片眼を手で隠して片方の眼だけで見ていたことによって片眼の視力だけが落ちたというお子さんのケースです。

今回測定した結果、近視などといった度数のほかに輻輳不全気味(寄り眼のが苦手)の傾向があり、に近くを見る時に両眼を揃えて見ることを苦手にしていました。

ですから長い時間近くを見ていると苦手な寄り眼をしていることに耐えられなくなり、左右の視線が揃わずにブレることで見づらくなったりしたために本人もおかしいな?と感じていたようです。(でもこの時点では視力は良かったために特に問題なしと言われていたのでそんなモノか?とも思っていたようです。)

見づらいので自分で色々工夫しているうちに片目を手で隠すと見えるようになることに気づいたらしく勉強時や読書をなどをしている時は最近は片目を隠して見ていたようです。

その結果、手で隠してない方の眼だけをいつも使って見ているので片眼だけ酷使されてしまい、そちらの眼の視力低下が起きていました。

幸いまだそれほど大きな左右差は起きていなかったので、今の段階で対処をしておけば左右の度数差がこれ以上広がらないように対応することが出来ます。

今回のケースでの問題は寄り眼が苦手なことによる輻輳不全があることが原因で、近くを見ている時に起こる寄り眼を維持することが出来ずに両眼を揃えて見続けられないことが大きな原因です。

ただ単に遠くを見えるようにする近視のメガネだけではなく、近方視を見る時の寄り眼を助けるメガネを併用し、そしてビジョントレーニングも取り入れながら輻輳不全の改善を図っていかないと、また同じ事が起きる可能性が高くなります。

またメガネを併用しながら下記のことにも気を付けてもらうことにしました。


①片方の眼を隠して見ることはやめること・まっすぐの姿勢で両眼で見ること→片眼の視力だけ悪くなります。また両眼視の機能ももっと落ち込んでしまいモノが2つに見えたり全く片方の眼を使わなくなってきたりすることが起きたりする。

②ビジョントレーニングを行う→輻輳不全でしたので寄り眼の力を改善する事、また眼球運動のスムーズさも影響が出ていたので改善させるため、両眼を揃えて見ることを覚えさせるために行なってもらいます。

③長い時間近くを見た時には適度に休憩をいれる→もともと人間の眼は近くを見ることが苦手なので適度に休憩をして、また休憩中はなるべく遠くを眺めて眼を休めるように努めてもらいます。

今回の場合は、視力という側面だけで見ていくと片方の眼だけに近視の度数を入れたメガネをかけて終わりになってしまいますが、その子がどのようにして眼を使っているのか?というのをしっかりと聞くこと、また両眼視機能検査などを行なうことで総合的な判断をしていくことで何が原因であるのか?を見極めてあげることが大切です。

悪い眼の使い方や視機能面での問題があれば早目にアプローチをすることで偏った視力の進行などを防ぐこと緩和することにつながって行きます。早ければ早いほど、改善度も高くなり、またその期間も短くてすみます。

メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

住所:愛知県田原市田原町新町48-2 Tel : 0531 - 22 - 0358 営業時間:9:00~ 19:00 火曜日定休

#子どもの視力 #眼について

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