愛知県田原市で最も「見える」にこだわるお店 メガネの尾沢です。
小学生から中学生のお子さんの視力低下に関して田原市の親御さん達にお伝えしたいことがあります。
最近感じるのは、片目だけ大きく視力低下・近視の進行をする子ども達が少しづつ増えつつあります。
そういったお子さまに、いくつかご質問をさせて頂くと共通する項目があります。
「スマホ」です。
スマホでゲームをする子に非常に多く、このようなことが起きています。
どうして片眼の視力低下・近視の進行が起こるのか?
スマホの画面は縦に細長い画面構造をしており、さらにかなり顔に近づけて見ます。
近くを見ると人間は自然と「寄り眼」になるのですが、スマホ画面は縦に細長く、顔にかなり近づけるので寄り眼の量がとても大きくなるのです。
左右の眼はかなり内側に寄せないといけなくなり、その状態を長い時間維持するのは眼にとっては非常に疲れてしまいます。
そうなると眼はどうするのか?
少しでも楽をしようと、使いづらい眼を内側に寄せるのをやめてしまい、さらに頭の中で片方の眼の情報をカットしてしまう事があります。
そうなると使いやすい眼(利目)ばかりを酷使するようになり、利目の視力だけが大きく低下するという現象がおきます。
片目の視力だけが低下して、左右の度数差が広がるとメガネやコンタクトレンズなどでの違和感が大きくなる、左右からの眼の情報を頭の中で1つの映像にすることが困難になるといった場合もあります。
また片目だけで見る癖がつくと普段の両眼で見るという機能にも大きく影響を与えます。
左右両方の眼が目標をとらえて見るというのは、ごく当たり前のように出来ているのですが、こういった片目をサボらせるクセが付いてしまった場合は日常でも片目をサボらせるような眼の使い方をするようなことがあります。
両目を正しく使えないと、立体感や距離感などがつかみづらくなり、モノにぶつかりやすくなる、球技などのスポーツが上手く出来ない、黒板の文字がダブって見えたり・ブレテ見えたり・また疲れやすくなり意欲の低下にもつながります。
(実際に皆さんも片目を閉じて生活をしてみると分かると思います。)
「スマホを使うな‼」というのは今の時代では酷なことですし、また時代に置いて行かれてしまうことにもなります。
正しいスマホの使い方を学ぶこと、眼にどのような影響があるのか?正しいメガネの使い方・眼の使い方を指導することを知ることが大切です。またそれを指導してもらうことも大切です。
しかし、実際にはそこを指導をしてくれる眼科医さん・眼鏡店さんが少ないのが現状です。
また見る機能を崩してしまっている場合でも、近く用をケアするメガネやビジョントレーニングを組み合わせることで、時間は要しますが見る機能を改善をすることは出来ますのでご安心ください。
まずは親御さんの皆様にこういった事例が増えつつあることを知っておいて頂きたいと思います。
メガネの尾沢
住所:愛知県田原市田原町新町48-2 Tel : 0531 - 22 - 0358 営業時間:9:00~ 19:00 火曜日定休