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眼病術後などで片目の視力低下でフワフワする…距離感のズレを改善するメガネ

米国式・ドイツ式両眼視機能検査を用いて、見え方を詳細に測定する愛知県田原市のメガネ専門店「メガネの尾沢」です。


加齢黄斑変性症や網膜剥離・黄斑前膜などの眼病の影響により、後天的に片眼の視力(眼の中心部の損傷)が低下してしまい、


  • 両眼で見ると距離感がつかみにくい

  • 階段や段差に不安や怖さを感じる

  • 両眼で見るとフワフワする


といった見え方の不調を抱えられる方がいらっしゃいます。


損傷してしまった網膜や視神経などの機能を回復させることは難しく、メガネやコンタクトレンズによって視力そのものを回復させることはできません。


しかし、片目の見え方が低下をしていても、見え方の状態を詳しく分析していくと、「距離感」や「空間認識」の低下には、両眼視機能の乱れが関係しているケースも少なくありません。



そのような場合には、プリズムメガネなどを活用することで、距離感や空間把握のしやすさが改善し、日常生活での不安や負担の軽減につながることがあります。



距離感が分からないは「視力」とは別の問題

加齢黄斑変性症や網膜剥離・黄斑前膜などによって片眼の視力が低下すると、


「階段の段差が怖い」

「車の運転で距離感がつかみにくい」


といったお悩みが生じることがあります。


しかし、こうした問題は単純な視力低下だけが原因ではありません。

人が安全に歩いたり、物との距離を判断したりするためには、距離感や立体感といった空間認識能力が必要です。


この空間認識は、左右の眼から入ってきた情報を脳が一つの映像としてまとめる**「両眼視機能」**によって支えられています。


そのため、視力だけを基準とした一般的な測定では、距離感や立体感の不調の原因を十分に把握できない場合があります。


左右の眼で見た情報を脳が無理なく統合できるように、両眼視機能の状態を確認し、必要な調整を行うことで、距離感や立体感といった空間認識が改善する可能性があります。


眼球の役割分担:中心窩(ちゅうしんか)と周辺網膜

私たちの目の奥にある「網膜」は、場所によって役割が異なります。


大きく分けると、


  • 中心視野(中心窩を含む部分)

  • 周辺視野(周辺網膜)


の2つに分類することができます。


*中心視野の役割

網膜の中心にある「中心窩」は、最も細かく鮮明に見ることができる部分です。

文字を読む、人の表情を見る、遠くの看板を確認するなど、細かな形や色を認識する際に重要な役割を担っています。


*周辺視野の役割

一方、周辺網膜は細かな文字や形を識別することは得意ではありませんが、動いているものを素早く察知したり、自分の周囲の状況を把握したりすることを得意としています。

歩行中や運転中に周囲の人や車の動きを認識したり、空間の広がりを感じたりできるのは、この周辺視野のおかげです。


つまり、


中心視野は「細かく見るための視覚」


・周辺視野は「動きや空間を把握するための視覚」


というように、それぞれが異なる役割を分担しながら、私たちの「見る」を支えてくれています。


領域

役割の名称

主な働き

中心部(中心窩)

中心視・中心融像

対象を注視し、文字などの細かいディテールを認識する。(いわゆる「視力」)

周辺部(周辺網膜)

周辺視・周辺融像

空間全体の広がり、動くもの、自分の立ち位置を無意識に把握する。


眼病などの影響で片目の「視力」が落ちている状態は、多くの場合「中心部」の機能が低下が起きている状態が多くあります。


しかし、中心部分は損傷などを受けて低下をしてしまっても、距離感や空間のベースを作る「周辺部(周辺網膜)」のセンサーはしっかりと生きて機能しているケースがあります




なぜ視力が低下すると「距離感」まで崩れてしまうのか?

人間は左右の目から入ってきた映像を、脳の中で一つの立体的な映像としてまとめています。


この働きを**「融像(ゆうぞう)」**と呼びます。



不調が起こるメカニズムは中心視野の低下で「融像」のロックが弱くなる


実は、多くの人の目には「斜位(しゃい)」と呼ばれる潜在的な目のズレが必ずあります。

斜位とは、リラックスした状態になると目がわずかに外側や内側へ向こうとする性質のことです。


通常は、網膜の中心部(中心窩)が鮮明な映像を捉え、その情報をもとに左右の目の向きを正確にコントロールしています。いわば中心視野が、両眼の視線を一致させるための強力なロック機構として働いているのです。


ところが、眼病などによって片眼の中心視野の機能が低下すると、このロック機構が弱くなることがあります。


すると、本来は抑えられていた斜位の影響が表面化し、左右の目の向きにズレ(眼位のズレ)が生じやすくなります。


その結果、残された周辺視野がズレた映像を何とか一つにまとめようと働き続けるため、脳には大きな負担がかかります。


この負担が続くことで、


  • フワフワする

  • 距離感がつかみにくい

  • 段差や階段が怖い

  • 空間の位置関係が分かりづらい

  • 強い眼精疲労を感じる


といった症状が現れることがあります。

つまり、視力低下による問題は単純に「見えない」だけではありません。


中心視野の機能低下によって両眼視機能のバランスが崩れ、周辺視野による距離感や空間認識にも大きな影響を及ぼしている場合があります。


プリズムレンズによる「眼位(目の向き)の補正」

眼病などによって低下してしまった視力そのものを回復させることは難しいです。


しかし、プリズムメガネによって両眼の情報処理を整えることで、空間や距離感ズレの感覚で起こるこうした症状が緩和される場合があります。


プリズムメガネは、単に「物が二重に見える人のためのメガネ」ではありません。


両眼視機能をサポートし、左右の目が協調して働きやすい環境を作るためのメガネです。




「複視(物が二重に見える状態)が起きていないのに、プリズムは必要なの?」


「片眼の視力が十分に出ていないのだから、プリズムを入れても意味がないのでは?」


と思われる方もいらっしゃると思います。

確かに、すべてのケースでプリズム補正が有効とは限りません。


しかし、中心視野にダメージを受けて細かな対象を認識できない場合でも、周辺視野が一定以上残存しているケースでは状況が異なることがあります。


先ほどもお伝えしたように、中心視と周辺視では役割が異なります

中心視による融像が困難になっていても、周辺視野では融像機能が維持されていることがあるのです。


そのため脳は、残された周辺視野を使って何とか左右の映像を合わせようと働き続けます。しかし中心視野の損傷によってそ左右の眼の統合が乱されることで、


  • 距離感がつかみにくい

  • 足元が不安定に感じる

  • フワフワする

  • 空間の位置関係が把握しづらい


といった症状が現れることがあります。


また、周辺視野は空間認識や動きを捉える能力に優れている反面、中心視野ほど高い解像度はありません。


そのため、中心視野のように「物がはっきり二重に見える」という自覚症状が現れにくく、ご本人が複視に気付いていないことも少なくありません。


しかし実際には、周辺視野レベルで左右の映像にズレが生じており、脳は常にそのズレを補正しようとして負担を受けています。


当店では、このような状態を**「隠れた複視(潜在的な複視)」**と考えています。


一見すると複視は起きていないように見えても、周辺視野では両眼視機能の乱れが存在しているため、適切なプリズム補正をすることで左右の眼の情報(周辺視野)が整う事で距離感や空間把握が改善することがあります。


実際に、片眼の視力が低下している方でも、プリズムメガネにより左右の周辺視野を整えるように補正すると、中心視融像までは難しくとも


  • 「階段や段差の位置が分かりやすくなり、怖さが軽減した」

  • 「子どもと再びキャッチボールができるようになった」

  • 「フワフワする見え方が和らぎ、日常生活が楽になった」


といった変化を実感され喜ばれるケースも多くあります。


視力そのものを改善することはできなくても、両眼視機能をサポートすることで、失われていた距離感や空間認識を補いやすくなり、日常生活の質の向上につながる場合もあります。



実際の周辺視野のズレを改善したプリズムメガネ
実際の周辺視野のズレを改善したプリズムメガネ

少しでも生活の中で助けになるメガネを

「片眼の視力が低下しているから、両眼視機能を考えても意味がない」


「片眼の見え方が悪いのだから、距離感や空間のズレは仕方がない」


そう考えてしまうのは決して不思議なことではありません。


実際に、見え方の不調で悩まれている方の中には、あまり詳細な測定をしてもらうこともなく


「この見え方に慣れるしかありません」「メガネやコンタクトレンズでの補正は難しいです」


という説明だけを受け、半ば諦めつつも不安を抱えたまま過ごされている方も少なくありません。


もちろん、失われた視機能を完全に元に戻すことは難しいです。


しかし、少しでも見え方を改善したり、不快感を軽減したりできる可能性があるのであれば、私たちは諦めずに測定を行います。


視力という数値だけでは分からない、


  • 眼の使い方

  • 解剖学的な眼球の動き方の仕組み

  • 左右の眼の協調性や融合

  • 両眼視機能


といった要素まで含めて評価することで、視力と言う数値だけでは分からない新たな改善の糸口が見つかることもあります。100%理想的な見え方を取り戻すことは難しいかもしれません。


それでも、階段の昇り降りが少し楽になる、距離感の不安が軽減される、日常生活が少し過ごしやすくなる――。


そんな**「生活の助けになるメガネ」**を目指して、私たちは一人ひとりの見え方と向き合っています。



メガネの尾沢では、ドイツ式・米国式両眼視機検査・超高性能オートレフラクトメーター・全国でも数台しかない特別な視力表・度数測定室の環境整備と徹底的にこだわってメガネ度数を測定していきます。



また、地元・田原市や豊橋市・豊川市などの東三河エリアや愛知県だけでなく福岡県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・静岡県・岐阜県・茨木県・神奈川県・東京都など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂いている実績がございます。


夜間の見づらさだけでなく、眼の手術後の不等像による見え方の悩み、モノが2つに見える悩み、日常でのちょっとした見え方のお悩みまで、何処にいっても解決策が見つけられなかった様々な問題に取り組んでいるメガネ店です。


メガネに関するお悩み、見え方のちょっとしたお悩みから、何処に行っても無理だと言われているようなお悩みまで、困っていらっしゃることがありましたら、お気軽に御相談ください。


見え方に関する御相談やお問い合わせは下記よりお願い申し上げます。


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※当店では、公式LINEは見え方相談用の専用窓口として使用しております。宣伝目的での配信は一切行っておりませんのでお気軽に御登録ください。メール等の場合は送受信が出来ていないなどのケースも起こることがございますので、見え方の御相談は公式LINEを推奨しております。 「〇〇のブログ記事を読んだ」とメッセージをいただけるとスムーズです。


2. お電話で直接相談・ご予約→  0531-22-0358 

(受付:9:00〜19:00 / 定休日:火曜日・第4日曜日)


3. Webからの相談👉 コチラ

 ※「〇〇のブログ記事を読んだ」とメッセージをいただけるとスムーズです。



※「先ずは話を聞いてみたいだけ」「先ずは相談をしたい」という方でも大丈夫です。当店では、なるべく事前に御相談して頂くことをお勧めしています。



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↑私が責任を持って、どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでもご対応いたしますので安心してご相談ください。



メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

 

住所:愛知県田原市田原町新町48-2 

Tel : 0531 - 22 - 0358

 営業時間:9:00~ 19:00

定休日:火曜日/第4日曜日

駐車場:店舗隣5台



*(ご予約に関してのお願い)

当店では、お一人ずつ十分なお時間を確保し、視力測定・両眼視機能検査・メガネ作製のご提案を行っております。そのため、一日にご案内できる人数には限りがございます。

当日のキャンセル・ご予約の変更は、他のお客様のご案内に影響が出てしまうため、ご遠慮いただいております。

ご都合が変わる場合は前日までにご連絡をお願いいたします。

また、無断キャンセルや当日キャンセルが続く場合には、次回以降のご予約をお受けできない場合がございます。皆様に安心してご利用いただくためにも、ご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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