光過敏症の眩しさ対策|サングラスで改善しない理由と遮光レンズの選び方
米国式・ドイツ式両眼視機能検査を用いて、見え方を詳細に測定する愛知県田原市のメガネ専門店「メガネの尾沢」です。
眩しさを強く感じていらっしゃる方から、ご来店やお問い合わせをいただく中で、とても多いのが、
「普通のサングラスでは効果が感じられなかった……」
「薦められたサングラスレンズを使ってみたけれど、思ったような効果が得られなかった……」
というお声です。
偏頭痛を伴うような強い眩しさを感じている方の中には、屋外の太陽光だけでなく、室内の蛍光灯やLED照明などに対しても、強い眩しさや不快感を覚える方がいらっしゃいます。
こうした方々の眩しさ対策で大切になるのが、「自分はどのような光に対して、特に強い眩しさを感じているのか?」 という視点です。
なぜなら、眩しさの感じ方は単純に光の強さだけで決まるものではなく、光に含まれる波長の違いや、眼・視覚系の特性などによっても異なる場合があるからです。
そのため、単にレンズの色を濃くしたり、光を全体的に暗くしたりするだけでは、十分な効果が得られないケースも少なくありません。
「どのような光を、どの程度カットする必要があるのか?」
こうした点を考慮せずにレンズを選んでしまうと、期待したような眩しさの軽減につながらないことがあります。
私たちが毎日目にしている太陽光や室内の照明光は、一見するとどれも同じような「白い光」に見えるかもしれません。
しかし、実際には光源の種類によって、含まれている光の波長やその割合(分光分布)は大きく異なります。
つまり、同じように見える光でも、その中に含まれている光の成分はそれぞれ違うということです。
この「光の種類によって含まれる波長成分が異なる」という仕組みを理解することが、自分に合った眩しさ対策を考えるための第一歩となります。
今回は、「光の波長」 と 「眩しさが生じる仕組み・その対策」 を交えながら、レンズ選びのポイントについて解説していきたいと思います。
光は「虹の7色」が混ざり合ったもの
まずは、光について簡単に説明していきます。
私たちが普段目にしている光は、一見すると無色透明や白色に見えますが、プリズムなどを通すと「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」という虹の7色に分けることができます。
これは、私たちが目にしている光の中に、さまざまな色の光(波長)が含まれていることを示しています。
このように、人間の目で感じ取ることができる光を 「可視光線(かしこうせん)」 と呼びます。つまり、普段はひとまとまりに見えている白い光も、実際には異なる波長の光が混ざり合ってできているのです。
光源によって「光のバランス」は大きく異なる
同じように白く見える光でも、実は光を発している光源によって、含まれている光の波長やその割合(分光分布)は大きく異なります。
例えば、次のような違いがあります。
太陽の光(自然光)比較的幅広い波長の光がバランスよく含まれています。そのため、物本来の色を自然に捉えやすい光といえます。
電球の光(白熱灯)赤や黄色など、長い波長の光が多く含まれ、青い光の割合は少なくなります。そのため、暖かみのあるオレンジ色に近い光になります。
LEDや蛍光灯などの人工照明光源の種類や製品によって異なりますが、特定の波長域の光が強くなったり、反対に少なくなったりするなど、波長ごとのバランスに特徴があります。
このように、太陽光は比較的幅広い波長の光を含んでいるのに対し、蛍光灯やLEDなどの人工照明は、光源の仕組みによって特定の波長域に光の成分が偏った分光分布になる傾向があります。
つまり、同じ「白い光」に見えていても、その中に含まれている光の成分は光源によって異なるということです。

なぜ私たちの眼には「同じ光」に見えるのか?
これだけ光の中身が違うのに、なぜ普段は同じように見えるのでしょうか?
それは、眼と脳が勝手に色を補正してくれているからです。
人の目には「赤・緑・青」を感じる3つのセンサーがあり、脳がその出力をうまく計算して「うん、これは白い光だな」と認識を整えてくれています。
なので光の中身が違っていても同じように見えているのです。
しかし、眼や脳がどれだけ補正してくれていても、
網膜に入ってくる光の波長そのものが変わっているわけではありません。
同じように見えていても自分自身が苦手にしている光が無くなっているわけではありません。

頭痛などを伴う光過敏症は、特定の波長の光が苦手?
ここまでは、光の波長について簡単に説明してきました。
では、なぜ光の波長が「眩しさ」と関係してくるのでしょうか?
それは、強い眩しさや不快感を感じている方の中には、単純に光の強さだけでなく、光に含まれる特定の波長域に対して、より強い不快感を覚えるケースがあるからです。
例えば、太陽光や室内照明など、光の種類によって眩しさの感じ方が異なったり、一般的なサングラスを使用しても、思ったように眩しさが軽減されなかったりすることがあります。
こうした場合、単に光全体の量を減らすだけではなく、自分にとって不快に感じやすい光の成分を、どの程度抑えられているか?という視点も重要になります。
当店で取り扱っているFL41カラーフィルターレンズや特殊カラーブラウンレンズ、遮光レンズなどは、それぞれ異なる分光特性を持ち、特定の波長域の光を選択的に抑える機能があります。
一般的なサングラスとは異なり、レンズの色や濃さだけでなく、波長ごとの光の透過特性にも着目していることが特徴です。
そのため、眩しさの原因や感じ方、使用する環境などによっては、一般的なサングラスよりも不快感の軽減を実感しやすい場合があります。
大切なのは、単純に光を暗くすることではなく、自分にとって負担となる光の成分を考慮してレンズを選ぶことです。

土台となる「正しいメガネ度数」も大切
FL41カラーレンズや特殊カラーブラウンレンズや遮光レンズなどで光の波長を制御することは「外からの刺激を抑える」ことですが、それと同時に重要なのが、**「自分自身の目の見え方の負担を減らす」**ことです。
実は、視力が良くても隠れた度数がある方(遠視・乱視)や、そもそもの度数が合っていない状態や、使用用途に合っていないメガネの使用などで目に負担が掛かっていると光過敏をさらに悪化させる大きな要因にもつながります。
実際に当店でも光過敏用のカラーメガネを作製した方で症状が緩和した方の多くは、当店で測定を行い眼の負担を軽減するような度数を組み込んだメガネで使用されている方々がほとんどです。また来店前から個人でFL41カラーレンズなどを購入して使用していたにも関わらず状態に変化が無いということで、当店で眼の負担を軽減する度数調整したメガネと併用したことで改善・緩和するケースが多くあります。
必ず「光と視覚のマネジメント」の両方をケアすることが大切になります。
また、メガネ度数は、何処で測定をしても同じではありません。また、一般的に行われるような視力のみを基準にしたメガネ度数測定で作製をすると逆に目に負荷をかけるメガネが出来上がる場合もあります。
メガネの尾沢では、米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行う事で、従来の視力のみを基準にしたメガネ度数測定ではなく、個々の見え方・見る機能を総合的に判断した上で、見る方の負担を軽減する最適なメガネ度数を導き出して作製をしていきます。
また、地元・田原市や豊橋市・豊川市などの東三河エリアや愛知県だけでなく福岡県・岡山県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・静岡県・岐阜県・茨木県・神奈川県・東京都など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂いている実績がございます。
夜間の見づらさだけでなく、眼の手術後の不等像による見え方の悩み、モノが2つに見える悩み、日常でのちょっとした見え方のお悩みまで、何処にいっても解決策が見つけられなかった様々な問題に取り組んでいるメガネ店です。
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メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
住所:愛知県田原市田原町新町48-2
Tel : 0531 - 22 - 0358
営業時間:9:00~ 19:00
定休日:火曜日/第4日曜日
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