メガネ度数測定で機械式フォロプターを使わない理由
- Tomohiro Ozawa

- 12 時間前
- 読了時間: 7分
米国式・ドイツ式両眼視機能検査を行い、見え方に徹底的にこだわる愛知県田原市のメガネ専門店「メガネの尾沢」です。
当店では、一般のメガネ店で広く普及している「自動機械式フォロプター(リモコン操作でレンズがガチャガチャと切り替わる大きな測定器)」をあえて使用していません。

最新の便利な機械ですが、当店が理想とする「見え方」を追求する上では、どうしてもデメリット面が強調されてしまうため、「使わない」という選択をしています。
そもそも、機械と「手」で何が違うのか?
「そもそも、機械の検査と、手作業でレンズを入れ替える検査って何が違うの?」と思われるかもしれません。
実を言うと、測定している内容や手順そのものは、機械を使っても手で行ってもほぼ同じです。
違いがあるとしたら、
機械が自動でレンズをカチカチと交換しているか?
人間が手で、一枚一枚レンズを交換しているか?
本当に、ただそれだけの違いでしかありません。
「じゃあ、どっちでもいいじゃないか?」 でも、この「機械が行うのか、人間の手で行うのか?」というレンズの換え方ひとつで、測定できる『精度』には、実は大きな差が生まれることがあります。

当店が自動機械式フォロプターを使用しない3つの理由
では、なぜ当店では自動機械式フォロプターを使用しないのか。理由は大きく3つあります。
① 「機械近視」の影響を受けやすく誤差が生まれやすい
顔の目の前にある機械の中を覗き込んで屈折度数を測定すると、目が無意識に「近くの壁」というような認識をしてしまい、余計な緊張(調節)が入ることで度数に誤差が生じやすくなりることがあります。特に調節機能が余分に働いてしまうと近視度数では強すぎる度数・遠視の場合は低矯正になってしまう事が多くなります。
② ドイツ式両眼視機能検査の基本は「仮枠(テストフレーム)測定」
本場ドイツの検査思想(MCHなど)では、実際の空間を見渡せる「テストフレーム」を着用して測定することが大前提となっています。特にポラテスト法においては、仮枠を使用した測定を行わないと正確性に
③ 米国式両眼視機能検査でも測定誤差が生じやすい
あまり業界内でも指摘されていませんが、米国式検査で「輻輳力(目を寄せる力)・開散力(目を広げる力)」を測る際、自動機械式フォロプターの「ロータリープリズム」という機構の動きが、人間の自然な目の動きとあまりにかけ離れているため、本当に知りたい目の余力を正確に評価しづらい傾向にあります。
見え方にどこまでもこだわりたい当店にとって、自動機械式フォロプターを使用することの方が、デメリットが圧倒的に大きいというのが本音です。
「フォロプター=必ずダメ」というわけではありません
ここまで読むと、「じゃあフォロプターを使うと正しい測定ができないからダメなの?」と思われるかもしれません。
結論から言うと、一概に「フォロプター=必ずダメ」とは言いません。
フォロプターという機械は、測定時にどうしても「目の本音を隠してしまう(誤差が生じる)リスク」が高くなる傾向があると私は考えています。
そのリスクを十分に踏まえた上で、「お客様のために、どの道具を選択するか?」それは、眼鏡士それぞれの技術やこだわり、設計思想の選択にすぎません。
当店では、その小さなリスクすらも徹底的に取り除き、あなたにとって一番快適な度数を見つけたいからこそ、あえて手作業のテストフレーム測定を選んでいます。
当店が「手動式のアナログフォロプター」を残している理由
ちなみに、当店でもフォロプターを完全に排除しているわけではありません。
米国式両眼視機能検査において、総合的な測定評価を行う際には、フォロプターという道具の特性が必要になる場面もあります。ただし、その際も当店ではデジタルな自動機ではなく、「手動式のアナログフォロプター」を使用しています。
先ほど触れたように、自動機械式フォロプターのロータリープリズムの動きは、人間の目の動きと極端にかけ離れています。
だからこそ、自分の手でお客様の目の反応・動きを直接感じながら、繊細に、微調整を繰り返しながら測れるアナログの手動式でなければならないのです。

先にも述べましたが、自動機械式フォロプターは「ロータリープリズム」という機構が人間の目の動きとは極端にかけ離れているので「本当に知りたい眼の動きや余力」が評価しづらい面があります。
紙一重の測定差が、あなたの見え方をガラリと変える
もしかしたら他のお店では、「機械の違いなんて大したことない」「そんなことで見え方は変わらないよ」と言われるかもしれません。
ですが、私自身もこれまでに自動機械式フォロプターを現場で徹底的に使い込んできた経験があります。
機械を使用した時と、現在の測定スタイル。その両方を深く知っているからこそ、道具の選択がもたらす結果の違いを、身をもって確信しています。
特に、日頃から次のようなお悩みを抱えている方の場合は注意が必要です。
「視力は出ているのに見え方がしっくりこない」
「毎日目が疲れて本当に辛い」
「ダブって見えたり・距離感が分からない」
「眼科の手術後、見え方の不調(サイズレンズの違和感など)が続いている」
こうしたことで深く悩まれている方ほど、使用する機器や測定環境といった「紙一重の測定差」によって、最終的な仕上がり(見え方の心地よさ)がガラリと変わってしまう可能性が高くなります。
「ほんの少しの違い」に見えるかもしれません。しかし、そのわずかな差を絶対に妥協しないことこそが、お客様の快適な見え方にする答えだと、私は信じています。
メガネの尾沢では、ドイツ式・米国式両眼視機検査・超高性能オートレフラクトメーター・全国でも数台しかない特別な視力表・度数測定室の環境整備と徹底的にこだわってメガネ度数を測定していきます。
また、地元・田原市や豊橋市・豊川市などの東三河エリアや愛知県だけでなく福岡県・広島県・福井県・和歌山県・三重県・静岡県・岐阜県・茨木県・神奈川県・東京都など全国各地・遠方からも様々な見え方のご相談などでご来店頂いている実績がございます。
夜間の見づらさだけでなく、眼の手術後の不等像による見え方の悩み、モノが2つに見える悩み、日常でのちょっとした見え方のお悩みまで、何処にいっても解決策が見つけられなかった様々な問題に取り組んでいるメガネ店です。
見え方のちょっとしたお悩みから、メガネに関するお悩みまでお気軽に御相談ください。
見え方に関する御相談やお問い合わせは下記よりお願い申し上げます。
1. LINEで相談・予約 →👉 コチラ
※「ブログの記事を読んだ」とメッセージをいただけるとスムーズです。
2. お電話で直接相談・ご予約→ 0531-22-0358
(受付:9:00〜19:00 / 定休日:火曜日・第4日曜日)
3. Webからの相談→👉 コチラ
※「先ずは話を聞いてみたいだけ」「先ずは相談をしたい」という方でも大丈夫です。当店では、なるべく事前に御相談頂けることをお勧めしています。

↑私が責任を持って、どんな些細な見え方のお悩みや、メガネのお悩みでもご対応いたしますので安心してご相談ください。
メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
住所:愛知県田原市田原町新町48-2
Tel : 0531 - 22 - 0358
営業時間:9:00~ 19:00
定休日:火曜日/第4日曜日
駐車場:店舗隣5台
*(ご予約に関してのお願い)
当店では、お一人ずつ十分なお時間を確保し、視力測定・両眼視機能検査・メガネ作製のご提案を行っております。そのため、一日にご案内できる人数には限りがございます。
当日のキャンセル・ご予約の変更は、他のお客様のご案内に影響が出てしまうため、ご遠慮いただいております。
ご都合が変わる場合は、前日までにご連絡をお願いいたします。
また、無断キャンセルや当日キャンセルが続く場合には、次回以降のご予約をお受けできない場合がございます。皆様に安心してご利用いただくためにも、ご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。





コメント