以前にパソコン用のメガネを作って頂いた方がフレームの修正に寄って頂いた、ついでに定期チェックをさせてもらいました。
今回のチェックでも視力や視機能にはほぼ問題なく、とても快適にお使い頂けているようです。ありがたいですね♪
この方は最初は、「今まで視力は良かったのに最近視力が落ちてきた気がする。特に夕方や夜になると見づらいんです」ということでご来店されました
年齢は20代でまだピント合わせの力が豊富な方でいわゆる老眼世代ではありませんが、お仕事や日常の生活でもパソコンやスマホが手放せないような常に近くを見続けることが多い方でした。
屈折検査・両眼視機能検査・視覚機能検査をすると・・・
結果「特に遠くの見る用メガネはとりわけ必要は無い」
というような状態でした。裸眼視力でも十分な遠方視力でした。
確かに最初は視力0.7くらいでしたが・・・
原因は近くを見ている時間が長いことで、ピント調節筋に負荷がかかり過ぎて、近くにピントを合わせたまま眼の中の水晶体レンズが元の厚さに戻りづらくなってしまっている状態といえました。
更に遠くを見る時に起こる開き眼も上手く開かない内斜位(寄り眼)傾向にもなっていました。(調節問題とセットで起こりやすい)
検査の途中でもその傾向はあり、先程見えていた視力表が読めなくなったり、突然ぱっと読めるようになるなど、とても不安定でした。
ただ少しずつ眼の緊張(ピントと眼位)をほぐすように調整をしていくと、しばらくすると問題なく視力1.0がスラスラ読めるようになってくれました。また内斜位の傾向も改善してくれました。
ご本人も検査終了後には、
裸眼でも「あれ?何か凄く見えるようになっています‼」と驚かれていました(^_^;)
原因は近くの見過ぎで、眼の中のピントを合わせるレンズの動きが固まってしまってスムーズに働かなくなっている事、また眼球運動もそれにつられて上手く開散・輻輳がスムーズに出来なくなっており遠くを見る時にも寄り眼気味になってしまってていることをお伝えさせて頂きました。
今回、検査の中で意図的に眼の筋肉を働かせることでストレッチさせて、ピントを働かせる眼の筋肉と、眼球を動かす眼の筋肉の緊張を和らげることで遠方の視力は元に戻ったので遠く用メガネは特に必要ないという判断をさせて頂きました。(*必ずしもすべての方が視力が戻るわけではありません。また遠くの視力を元に戻らせるために行なっているわけではありません。)
ただし、また同じような生活をしていると元に戻ってしまうこと
なるべくパソコンなど近くを視る作業時間を減らす、もしくは適度に眼を休めることが必要である。(遠くを眺めるなど)
またパソコン用など近くを見る時専用メガネを使ってなるべく眼に負荷がかからないようにケアをしていくことも大切であること
上記のことをお伝えさせて頂き、デスクワークや手元をケアするメガネを作成してもらいました。
しっかりと上記のことをご理解いただき使用方法や適度な眼の休憩なども取り入れて頂けているようです。
ありがたいですね♪
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メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)
住所:愛知県田原市田原町新町48-2 Tel : 0531 - 22 - 0358 営業時間:9:00~ 19:00 火曜日定休