top of page
  • メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

自分のメガネについて、悩まされてきたからこその答え・・・


「メガネ屋さんは必ず視力の低い人が多いのか?」

良く聞かれますが(^_^;)

近視の方もいれば、視力の良い方もいます。

メガネ屋さんはメガネをかけている人が多いけど、視力の良い方は「度無しで掛けているか?」「伊達メガネなの?」など聞かれますが、それはその方にもよると思います。

キチンとした知識を持たれたメガネ屋さんならば、なにかしらの度数の入ったメガネを掛けていると思います。

因みに私の視力は中程度以上の近視です。

裸眼視力は0.1に満たないくらいです。

しかも斜位といわれる眼位も、遠方で8~10プリズムの外斜位、近方では15~プリズムを超える外斜位です。

輻輳力は充分に足りていますが、典型的に近視が悪くなりやすいタイプとも言え、また疲れやすい眼とも言えます。

特に私は近くを見た時の外斜位の値が大きいタイプなので視る機能にもそれなりに不具合がありました。

モノが2重に見えるなどはありませんでしたが、読書をしても行を飛ばして読んしまったり、集中力が続かない、疲れやすい、肩こりなども酷い、あまり頑張ると眼まわりが痛くなる、頭が痛くなり吐き気がする、など・・・

一番困ったのは眼の疲れからくる疲労感です。ひどくなると眼のまわりが痛くなる、更にひどくなると偏頭痛も起きることもあり何もしたくなくなることもありました。頻繁に起こっていたわけではありませんが・・・

わりと眼に関しては悩まされてきたタイプといえます(^_^;)

キクチ眼鏡専門学校でオプトメトリーを学び、また眼鏡店で働き始めて、初めて自分の眼の状態を知りました。

視力的にOKなら大丈夫だと思ってたのが実は違った・・・自分の悩まされてきたものが眼からきているんだと知りました。

そこからは自分の眼を使って実験の繰り返しです。

オプトメトリーの常識からはあまり好ましくないと言われていた方法も思い切って色々試していながら本当にそのようになるのか?またどうやったら楽に見えるようになるのか?などを自分の眼を使って何度も度数を変えての実験も繰り返してきました。

ビジョントレーニングもさまざま取り組んだりもしました。

それでも自分の納得出来る見え方の眼鏡は実は最近までできませんでした(^_^;)

一番分岐点になったのは、視覚情報センターの田村氏にお会いしてからです。

手探りながら自分の中で、「実はこうなのではないか?」という形が見え始めていた頃にお会いでき、そのお話を聞いたことで確信や新たな発見にもなりました。

眼の筋肉の負荷を助けるという発想や、どのような見方をしている人なのか?などを考えればデータの見方や方法も変わってくる・・・本当の原因が見えてくるということを教わりました。

そんな紆余曲折を経て、今現在、使っているのが下記のメガネです。

やはり基本は用途に分けて使い分けするのがベストです‼

①運転や出かける時用のメガネ

視力は両眼でギリギリ1.0程度、プリズム度数付き 加入度+1.50の遠近両用メガネ

②室内で過ごす時やデスクワーク・スマホを見る時のメガネ

視力は普通の目の位置で両眼で0.4~0.5程度、プリズム度数付き 中近両用メガネ(レンズの上方部分は0.8~1.0程度)

③デスクワーク特化用のプリズム眼鏡

日常・室内で過ごす時は、ほぼ②の眼鏡で過ごしています。

遠くの見え方は良くないのですが、室内で過ごすには問題はないですし非常に楽です。特にデスクワークや近くの細かい作業などをおこなった後の眼の疲れや、痛みや、頭痛もほぼでなくなりました。肩こりもかなり軽減をしました。

デスクワークや細かな作業ををしていて、疲れ眼や、肩こり、偏頭痛に悩まされている方がいましたらご相談を下さい。

閲覧数:5回0件のコメント
bottom of page