今日はよく耳にするけど意外とよく知らないシリーズと言うことで(^_^;)
「乱視」についてお話をしたいと思います。
よく耳にするけど実際にはよく知らないと言うのが多いのが「乱視」です。「乱れる」という文字を使うので一体どんな状態なのか?凄く悪いのではないか?と感じる方がいらっしゃいますが
角膜の形が野球のボールのような球面であれば乱視はほとんでない(実際には水晶体にも乱視がある)のですが、ラグビーボールのような形状になると乱視が発生します。
(乱視のある状態)
キレイな球面であれば焦点は一点で結ばれるのですが、乱視がある場合は焦点が2点出来てしまい見づらい線と見やすい線が出来て滲むような見え方をします。
また乱視には向きがあって、縦向き・横向き・斜めというように、その向きによって見やすい線と見づらい線が変わってきます。
乱視があると常に焦点がキレイに結ばれる所がありませんので、常に眼に余計な力を発生させやすいので、見えるけど何か見づらい・疲れるなどにつながりやすくなります。
乱視があっても意外と見えてしまう方もいらっしゃるので気づいていない方も多かったりします。
*2020.3.31 追記
opd-scan3を使い始めて乱視は角膜の要素が非常に強い影響を与えていることに変わりはないと思いますが、眼内(水晶体など)の影響や眼の状態によって変化することが分かってきました。また瞳孔径の変化や眼内の状況がどのように変化すると乱視は変わってくるのか?を更に見ていきたいと思います。
メガネの尾沢
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