• メガネの尾沢(尾沢視覚研究センター)

遠近両用レンズが生粋の近く作業用として向かない理由


現在の遠近両用レンズは非常に高性能になっています。

一昔前の遠近両用レンズに比べればはるかに使いやすく、初めてお使いになる方でも非常に慣れやすく違和感が少なくなっています。

日常用のレンズとしては、遠くも近くもカバーしてくれるので非常に便利で良いレンズです。因みに境目のようなモノも無いので見た目でも老眼度数が入っていることも分かりません。

ただし、素晴らしいレンズにもデメリットはあります。

デスクワークなどの長時間の近くを見る作業には本当の意味では負担を減らし切れないことです。

遠近両用レンズは、基本的にレンズの構造的に遠くを見える範囲が広く作られており遠方に重点を置かれています。遠方に重点が置かれているので近くの見える範囲というのは自ずと狭い範囲を使って見ざるおえなくなります。

単純に広くワイドな範囲に見えている方が見やすいので、見える範囲が狭くなってしまう近くを見る時には無理が生じやすいと言えます。

中近・近用ワイドレンズなどの場合はこれが逆転をします。

近くに重点が置かれますので、近くの見える範囲が広くて、遠くの見える範囲が逆に狭くなります。近く用にはこちらのレンズの方が向いているといえます。(厳密には近用ワイドレンズは度数設定次第では遠くは見えません)

また両眼視機能の観点から「眼位のズレ(斜位)」を調べるのですがこのズレ量が遠くを見ている時と、近くを見ている時では違うのです。

両眼視機能を補うためにプリズムレンズを使うのですが、ズレ量が違うので遠くを見ている時と近くを見る時では、このプリズム度数の設定も遠くと近くで違ってきます。

遠近両用のメリットは遠くも近くも見えることですが、

先程も述べたように基本的には遠くの見え方に軸足を置くので近くを見る時にはプリズム度数の設定が不足をする傾向にあります。

(逆に近方視時のプリズム量を合わせてしまうと、遠くを見ている時に邪魔をする場合がある)

①近くを見る部分が単純に狭いので近くを見る時に無理が生じやすい

②遠くと近くで眼位のズレ量が違うので両眼視を補正するプリズム量が近くを見る時に度数が不足しがち

こういった観点から近くを長時間見るには完全には向いていないと言うことです。用途に合わせて使い分けて欲しいのはこういった側面からでもあります。

ただ遠近両用レンズは日常用としては、非常に便利な良いレンズです。長時間(30分以上)の近くを見る作業をしなければ快適にお使い頂けますし、全くメガネを掛けずに無理して見ているよりは遥かに良いです。

(遠近両用メガネの構造)

遠くの見える範囲が広くて(水色の部分)近くを見る範囲(赤色の部分)は狭い

(中近両用メガネの構造)

中間距離から近くを見る範囲が広くて、遠くの見える範囲が狭くなっている。デスクワークなどの近い距離には構造的に向いている。

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