定期的に発信をさせて頂いておりますが、下記のような見え方で悩まれている方へ少しでも手助けになればと思い発信しております。
黄斑上膜・前膜症や網膜剥離術後に左右のモノの大きさが変わって見えてしまうことを「不等像」と言います。(大視症・小視症などとも言います)
人間の眼は両眼の情報が近似していないと脳内で眼の情報を一つにすることが出来ず、特に左右の見え方の大きさに5%以上の差が生じていると両眼で見ることに支障をきたしてきます。
両眼視に支障が起きると様々な見え方の不調が現れてきます。とくにモノがダブって見えるや、眼がとても疲れる、首や肩こりが酷くなるなど・・・
左右のモノの大きさを近づけて緩和するレンズがあり、それを「サイズレンズ(アニサレンズ)」と言います。
一般的にあまり知られていないために「不等像」で苦しまれていても対応方法が分からず諦めていらっしゃる方も多くおられます。
「サイズレンズ」とは、一般的なメガネレンズよりも特殊な計算式を使用して
①レンズのカーブを深くする
②レンズの中心厚を厚くすること
事で小さく見えている眼の方を拡大させて、「左右差を少なくしてくれる」レンズを言います。
このレンズを使用することで、左右の眼の中でのモノの大きさの差を緩和・改善をすることが出来ます。
当店でも数年前からサイズレンズの作製に対応するようになり、全国からお問い合わせ・ご来店を頂くことも多くあります。
サイズレンズを作製する上で検査する側に必要なことは、
①詳細な両眼視機能の測定が出来ること
②網膜剥離や黄斑上膜等の術後にどのような見え方になるのか理解をしていること
③「見る距離」によって不等像に違いが生じることを理解しておく
④実際にレンズを作る際の計算を行えること
など基本的な検眼技術や知識以上のものを備えていないと中々難しい面があります。
また、セオリー通りにいかないケースも多く、経験・練度も必要になります。(特に両眼視機能に対しての深い知識が必要になります)
また実際に見え方を確認できないと机上の空論になっていますので、サイズレンズのサンプルがあることも大切になります。
当店でも、このアニサイクルレンズ・サイズレンズのサンプルもご用意しております。
実際に測定してどの程度の「不等像」が起きており、またサイズレンズが実際に有効であるのか?を確かめることが出来ます。
その他にも注意して頂きたいことや、ご理解していただきたいことがありますが、詳細はコチラのページを見てご確認頂けると幸いです。
先ずは「サイズレンズ・アニサレンズ」というモノがあることを知って頂ければと思います。少しでも多くの見え方で悩まれている方のお役に立てれば幸いです。
当店では、最新の測定解析装置を使い、通常の測定では分からない見づらさの原因なども探り、尚且つ、ドイツ式・米国式と両方の「両眼視機能検査」で見る機能を詳細に測定をしていきます。何処に行っても原因が分からない見え方でお困りの方は是非ご相談いただければと思います。またより正確なメガネをお作りしたいとご希望の方もご相談ください。
このような情報が、少しでも皆様のお力添えになれば幸いです。
〜ご来店予約について〜
【電話予約】 営業日の 10:00〜18:00 の時間でお受けしております。 検眼中などは電話に出られないこともございますのでご了承下さいませ。 ご来店希望日の当日または前日にご連絡いただく場合は必ず【電話予約】でお願いいたします。
メガネの尾沢Tel : 0531 - 22 - 0358
「夜間の見え方を完全再現する特別測定」をご希望の方へ
夜間の見づらさに困られていらっしゃる方で、完全暗室でより正確に測定をご希望の方は時間外営業時間の「19:00~21:00」の時間帯での特別測定も承ります。お日にちでご希望に添えないことなどありますので必ず事前の予約をお願い致します。
また時間外測定料金として眼鏡作製時でも¥3300-を別途頂きますのでご理解お願い申し上げます。
【メール予約】 メールでのご予約は当ホームページ内にある「お問い合わせ」フォームからお受けしております。必要事項を入力していただいて送信してください。 送っていただいたメールの確認ができましたら返信させていただきます。 眼鏡ご購入のご相談の際に視力検査をご希望される場合は明記していただけると幸いです。
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