• Tomohiro Ozawa

眼精疲労軽減用のデスクワーク・パソコン・スマホ用メガネは単純なブルーライトカット機能だけ施されたメガネでは不十分

更新日:2月22日

デスクワーク・パソコン用というと単純に「ブルーライトカット加工が施されたレンズ」さえを使用すれば良いと思われている方がおりますが、それだけでは不十分です。


特に近年では眼精疲労を訴えるケースが多くなっており、

その多くはデスクワークやスマホなど使用による、長時間の近方視などによる「眼の筋疲労」「光刺激による情報過多など」が複雑に絡み合っていることが原因の場合がほとんどです。


眼の疲れ(眼精疲労)軽減を目的にするのであれば安易にブルーライトカットされただけのメガネでは効果としては不十分であり、眼の筋疲労の原因となっている部分をメガネ度数を工夫することで総合的にしっかりとケアすることが大切になります。


特にスマホ・デスクワークなどの長時間の近方視が原因で眼精疲労を強く感じているケースでは下記のような要素を加味した上でメガネの度数の調整が必要になってきます。


①ピント調節筋(毛様体筋)の負荷軽減

人間の眼にはオートフォーカス機能を担う水晶体レンズというレンズがあり、遠くを見たり近くを見る時にこのレンズを厚くしたり、薄くしたりすることでピント合わせをしています。この水晶体レンズを動かす筋肉は近くを見る時に最も力を使う仕組みになっています。ので長時間の近方視はピントを合わせる筋肉への負荷が大きくなります。

ピント調節筋への負担をメガネで肩代わりさせるように、それぞれの作業距離を考慮した上でメガネ度数調整していきます。(*但しピント調節筋と下記に述べる外眼筋は相互に密接に連動をしていますのでピント調節筋のみの調整だけでも不十分です)


②外眼筋への負荷軽減

人間の眼は左右両方2つ存在しています。常に右眼と左眼の視線を揃えて見ることによってモノを1つに映像として認識が出来、さらに2つの眼の映像をキチンと情報処理することで高度な立体感などを得ています。また色々な所に目を移す際には外眼筋という眼球に付随している筋肉を働かせて左右の眼が常に視線のブレが生じないように働いています。

またこの外眼筋も近方視をする際に最も負荷が高く、左右両方の眼は寄り眼をさせ、更に両眼の視線ブレが生じないように外眼筋に力を込めてロックするように見ています。

こちらはプリズムレンズ等を使うことに外眼筋の負担を減らすようにメガネ度数に工夫をしていきます。



③光の刺激による虹彩筋・光を受容する部分への負担軽減

ディスプレイなどから発光する光刺激に対して瞳孔を縮瞳したりし対応をすることで虹彩筋に負荷がかかるケース、光を受容する視細胞そのものに影響を受ける場合もあります。

ここで初めてブルーライトカットコーティングやカラーを検討します。またブルーライト以外の他の色波長の光刺激に影響を受けている場合は、ブルーライトカット機能以外のその他の機能を持ったコーティングやカラーを使用することで光の刺激を和らげることが出来ます。


これら3つの要素は個人毎で違いがあり、また複雑に絡み合って関係をしていますので、どれか1つのみを対処する方法だけでは逆効果となることもあります。


例えば、ピント調節筋と両眼視の機能は密接に連動をしているのに、ピント調節機能だけを楽にするような調整をしてしまうと、人によっては両眼視の機能・左右両方の眼を揃える外眼筋への負担が大きくかかってしまい逆に疲労を強く感じてしまうというケースもあります。


その方の眼の状況・見方を考慮した上で、総合的に判断をして、どのように対処すべきか?というのが大切になります。


またデスクワーク・パソコン用(スマホ・タブレットなどの使用も全然良い)などの専用用途でお作りした場合は、基本的には近くを見ることに最適化されていますので遠方の見え方はボヤケが生じますので、特に車の運転等では使用することは避けて下さい。


年齢的に若い世代の方であれば、調節サポートレンズを使う(両眼視機能を考慮する必要はあり)などすれば1本のメガネでケアできる大きく眼の負担を減らすことができますが


眼の疲れや負担を減らすことを目的にするのであれば、基本は用途に合わせた2本のメガネをご使用いただくことが最も最適になります。

*遠近両用レンズや調節サポートレンズ等は基本は遠方を主体に度数設定されているので中近レンズや近方レンズに比べると長時間の近方作業での眼の疲労軽減機能は劣ります。


掛け替え自体が面倒くさく感じられるかもしれませんが、


人間の五感から得られる情報の中で、眼の占める割合は8割以上と最も高い割合を占めています。眼への負担は思わぬ不調にもつながりますので、しっかりと”健康をケアする””生活の質を高める”という意味でも用途にあったメガネをお使い頂くと良いです。



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