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執筆者の写真Tomohiro Ozawa

疲れ眼(眼精疲労)を軽減するメガネ

更新日:2021年5月2日

「パソコンメガネ・眼の疲れ軽減メガネ=ブルーライトカットメガネ」という認識を持たれていますが、実際にブルーライトカットレンズ単体そのものは眼精疲労軽減効果はそれほどありません。


疲労軽減効果が全くないとは言いませんが、ブルーライトカットレンズは、どちらかと言えば「見え方の質を高める効果」として夜間時の対向車の眩しさ軽減やコントラストを高めるなどの効果があるという認識でおられたほうが良いと思います。(*但し、ブルーカット効果レンズも種類があり粗悪なモノは見え方の邪魔をするものがありますので注意が必要です‼)


眼精疲労を軽減するには、使用目的に合わせたメガネ度数調整をしっかりと行うことが最も大切であり、安易に○○カットレンズや○○コーティングレンズを使用すれば疲労軽減されるわけではありません。あくまでメガネレンズに「どのような度数を組み込むか?」ということが重要です。


特に疲れ眼対策においては下記の大きく2つの調整をしっかりしていくことが大切です。


①ピント調節筋の負担を減らす

人間の眼は近くのモノを見る際に、ピント調節筋(毛様体筋)に力を込める仕組みになっています。近くを見ている間は常にこのピント調節筋に力が入ったままの緊張状態になっていますのfでメガネレンズの度数を工夫することで、メガネにピント調節の負担を肩代わりさせます。


②両眼の視線を揃え続ける眼球を動かす筋肉の負担を減らす

人間の眼は2つありますので、常に左右両方の眼の視線を揃えて見ないといけません(揃っていないと物が2つに見えてしまったり、距離感・立体感の感覚が弱くなります)

特に近くのモノを見たときが「寄り眼」運動が起きていますので左右の眼の視線を一か所に固定し続けなければならないので眼球を動かす外眼筋に負担がかかります。この負担を減らす仕組みも度数に組み込む必要があります。


これらは両眼視機能検査などを行ったうえで、個々の眼の使い方・特徴などに合わせた上で微妙な調整が必要になり、中途半端にどちらか一方だけを何も考えずに設定してしまうと逆効果になってしまいますので必ず両眼視機能検査を行い個々の眼の状態を把握しておく必要性があります。


上記のことを考慮しながら更にその方の生活スタイルに合わせたレンズの選択をして決めていくということになります。


またメガネ度数測定は、どこで測定しても同じ測定が出来るわけではありません。


多くの場合が「視力が良い」だけの度数合わせをしているところがほとんどですので、どのレベルまで深く考えて「あなたの眼のために本当に良い」と思われることまで考えているのか?が大切になります。


当店は世界レベルのメガネ度数測定を目指し、お一人おひとりにとって本当に良いと思われる「見え方」をこからも模索をしていきたいと思います。



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