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  • 執筆者の写真Tomohiro Ozawa

両眼開放屈折検査の有用性と非有用性

更新日:2020年8月26日

両眼開放屈折検査(非遮蔽検査)といって片眼を隠さずに両眼を開いた状態で行う検眼方法があります。


ピント調節の介入を防ぐことが出来て、通常の片眼遮蔽状態での測定よりもより正しい度数が導き出しやすいと言われております。私も実際に両眼開放の状態で測定をよくおこなっています。


人は基本両目を開けた状態で見ているのですから、片眼で測定をするよりも両眼開放状態の方がより自然な状況であるので非常にメリットの多い検査方法ではありますが、必ずしも万能と言うわけでもありません。


人によっては、この測定方法が向かない方もおられ、なまじ何も考えずに両眼開放状態で測定を行なうと片眼抑制がかかったり、逆に調節の介入が入ったりして正しい度数が導き出せない方もおられます。


これは実際の度数測定に入る前の事前の予備検査を行なえば、おおよそ両眼開放検査が大丈夫か?大丈夫でないか?というのが判断出来ます。向かない方には片眼遮蔽やその他の方法で行っていきます。


たまに「○○検査を行ないますか?」「○○測定はしますか?」など御質問を受けますが


盲目的に「この検査方法が絶対的に良い」というわけではなく、検査方法というのは1つの手段であり、いくつかの引き出しを用意してお一人お一人に合った最良の選択をしていくことが大切になります。


御理解の程をよろしくお願い致します。


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