寒くなってきて冬の季節が本格的に近づいておりますね。
この時期になってくると段々と太陽の位置も低くなってきて「朝・夕方時の日差しの眩しさを感じる」という方も多いのではないでしょうか?
冬場の日差しは眼の位置に直接向かってくるような光になってくるので、朝日の昇る時間帯や夕暮れ時の車の運転時には特に眩しさを感じる季節だと思います。
当店の前は道路になっているのですが、数年に一度ですがこの時期になると夕方時に太陽の位置がちょうど信号と被るために眩しくて信号を見落として交通事故が起きることがあります。
何度か救出を手伝ったりしましたが、その時に事故を起こしてしまった方が「信号が眩しくて見えなかった・・・」とよくおっしゃいます。
こういったケースに立ち会うと「強い光が眼に入って視界が奪われることへの危険性」を切に感じます。
こういった交通事故防止のためにも役に立つのが「サングラス」です。
でもサングラスなら何でもよいのか?というと案外そうでもありません。
「眩しいなら濃い色のサングラスなら良いでしょ?」と思われるかもしれませんが、あまり濃い色のサングラスを使うと逆に視認性が低下をします。また使われているレンズの素材によっては実は「サングラスでは無い」というモノもありますのでお気を付けください。
①ファッショングラスではなく「サングラス」を選ぶ
消費者庁家庭用品品質表示法の表示手引きで「サングラス」にはちゃんとした基準があります。「屈折力がいかなる経線においてもマイナス0.125ディオプトリから0.125ディオプトリまでの範囲内であり、かつ、任意のいかなる二経線間の屈折力の差が0.125ディオプトリ以下であって、平行度が0.166ディオプトリ以下のもの」という基準があります。
この基準を満たしていないモノは「ファッショングラス」という記載になっておりサングラスとは異なりますのでお気を付けください。基準が低い「ファッショングラス」を使うレンズに眼に見えない歪みなどが生じており、逆に見づらさや長時間かけていると疲れてしまうなどを引き起こします。
②あまりレンズの色が濃すぎない方が良い
個々の眼の状態にもよりますが、あまり濃すぎるレンズは建物などの日陰などで暗さを感じて見づらさを感じるケースがあります。目安としては車の運転時などではカラー濃度65~75%が良いと思います。
③防眩効果の高いレンズが良い
サングラスレンズにも種類があり、眩しさを防ぐ機能などに違いがあります。眼病や光過敏症などの方は特定の光の種類に過敏に反応しているケースがありますので適切なカラーレンズがおススメです。
では車の運転時にはどんな「サングラスレンズ」が良いのでしょうか?
車の運転時には偏光レンズがおススメです。
車の運転時に最適なサングラスレンズとしておススメなのが「偏光レンズ」です。(特定の眼病や光過敏症などが無い方)
(偏光レンズとは?)
偏光レンズとは、特殊なブラインドフィルム(偏光フィルム)を挟みことで反射を抑える仕組みのレンズです。簡単に言ってしまうと通常のサングラスレンズよりも「反射光やギラツキをカットする特殊なレンズ」のことを言います。
何故、偏光レンズが良いのか?
車の運転時に視認性の低下を招くのは、直接目に飛び込んでくる直接光だけでなく「フロントガラスの写り込み」や「道路からの光の反射」などの雑光も影響をしています。
サンバイザーで日差しを遮っても視界が車のフロントガラスが白っぽく見えてみづらかったりするのは、車のダッシュボードがフロントガラスに写り込んでいることが原因だった理ます。道路からの反射光や、対向車のフロントガラスからの反射も視認性を邪魔していることがあります。
偏光レンズはこれらの反射光を抑える仕組みになっています。
偏光レンズと普通のサングラスレンズの見え方の違い
日差しが強いとフロントガラスに写り込みが発生し視界を邪魔します。通常サングラスだと映り込みは消えません。
偏光レンズを使うとフロントガラスの写り込みが消えてスッキリと見えて視界も良くなります。
偏光レンズが最も良いのは、レンズカラーの濃度を必要以上に上げることなく余分な光だけがカットされて、必要な光はそのまま透過してくれる所です。
暗すぎても見づらくなる、薄い色だと眩しさが残ってしまう・・・そういった矛盾を解決してくれるのが「偏光レンズ」は運転にとても最適なレンズになります。
特に車の運転時の雑光のないスッキリとした見え方は「強い光が眼に入って視界が奪われることへの危険性」を防いでくれて交通事故防止にもつながります。
最近ではバス会社・タクシー運転手やドライバーの方々も積極的にサングラスを取り入れるような報道もされております。
太陽の位置が低くなり、逆に日差しが眩しくなるこの時期だからこそ、「高機能偏光サングラス」は皆さんの役に立ってくれます。
*「Rarts偏光レンズ」でお作りさせて頂いた度付きサングラスです。濃度は約70%程度です。
当店では、最新の測定解析装置を使い、通常の測定では分からない見づらさの原因なども探り、尚且つ、ドイツ式・米国式と両方の「両眼視機能検査」で見る機能を詳細に測定をしていきます。何処に行っても原因が分からない見え方でお困りの方は是非ご相談いただければと思います。またより正確なメガネをお作りしたいとご希望の方もご相談ください。
このような情報が、少しでも皆様のお力添えになれば幸いです。
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メガネの尾沢Tel : 0531 - 22 - 0358
「夜間の見え方を完全再現する特別測定」をご希望の方へ
夜間の見づらさに困られていらっしゃる方で、完全暗室でより正確に測定をご希望の方は時間外営業時間の「19:00~21:00」の時間帯での特別測定も承ります。お日にちでご希望に添えないことなどありますので必ず事前の予約をお願い致します。
また時間外測定料金として眼鏡作製時でも¥3300-を別途頂きますのでご理解お願い申し上げます。
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